今日は兄の送迎で忙しく、次男はその間に一人でプリント2枚を仕上げていた。つまづいていた繰り上がり、繰り下がりも出来ていた。全部合ってるよ!すごいね!と褒めた。
支援級の先生から「国語の音読、耳で聞いて覚えているんですよね。記憶力がいいですね」と言われて、「そうなんです。でもちゃんと読めてるわけじゃないから、抜けたり文作ったりしてて…きちんと読んでほしいんです」と答えた私。すると先生は「読むのもこれからがんばっていきましょうね。耳で聞いて覚えられるの、すごいことですよ!褒めてあげてください」とおっしゃったのだ。次男の出来ないところばかり目についてしまう自分が恥ずかしかった。
4月の家庭訪問で普通級の先生に「先生の話や授業内容が理解できなくて、ただ座っているだけだなんて、(次男は)つらいだろうなと思って」という話をしたら、「(次男が)わからない、それをつらいと思っているかどうかはわからないけれど、例えそうでも教室の自分の席で座っていることができることは、強いです。(次男の)大事な力です。褒めてあげて下さい」と返答されて、ずっとその意味を考えていた。自己中で視野の狭くなっている私にはよく理解できなかったからだ。
でも最近、それが分かってきたような気がしている。すぐには理解できなくても我慢強く向き合って少しずつ成長しているはず、次男も私も。
今年度も良い先生に恵まれたと思う。先生とは偉大な存在だ。