おはようございます。
昔から野生動物の肉体は美しいと思っていたが、最近、人間の肉体の美しさに気づき始めて、筋肉の大会をYouTubeで見るようになってきた白倉です。
【君たちはどう生きるか】
この間、全く告知されていない宮崎駿監督の最新映画「君たちはどう生きるか」を見た。パッと思い出せることを並べてみると、
ペリカン、インコ、夏子さん、母、アオサギ、大叔父さん、いじめられたけど自分で頭に傷をつけたこと、わらわら、人間が生まれる世界⇄現世界⇄神の世界、世話係のおばさんたち、多くの世界を繋ぐ建物、魔術、変身
こんな感じ。
どんな物語かというと、簡単に、主人公まひとが、2つの問いと向き合うストーリー。ちょっと簡単過ぎかな。一つは、大叔父さんからの「跡を継いでくれないか」という問い。もう一つは、1人目の母親の死をどう受け入れて、2人目の母親をどう受け入れますか?という問い。
上の文章は映画を見終わった直後に思いついたものではない。“あの映画はタイトルと合ってないんじゃないかな”なんて思いながら、朝のカフェで通勤電車で考えて、これじゃないかなと思って現時点で辿り着いている地点だ。
まあ、初感は中高生のような多感な時期の人には響くのだろうなと思った。主人公の立場に自分を当てはめて、僕だったら、私だったらと考えるのだろう。でも僕は26だ。こう言った問題提起に慣れてしまっている。ちょっと自分に対して嫌だなと思うが、そう思っている。
たぶん、僕はここからさらに深ぼって「自分よ、どう生きていくんだ?」と問わなければいけない。と思う。
さて、26の自分よ。どう生きていく?
どこか一度は行きたい場所はあるかい?
何か一度は食べたいものはあるかい?
今の人生で満足かい?
何かを追い求めてるのかい?
そのままでいいかい?
そのままで十分かい?
なんかの宗教の勧誘見たくなる。なるんだよな〜、生き方考えるのって、そうなっちゃうんだよな〜。まあ、自問自答は大事だ。周りは関係ない。
高さ10mの飛び込み台から初めて飛ぶ時を想像する。そこから飛び込む瞬間は、物事の決断をする時と似ているのだろう。
追伸。
映画「君たちはどう生きるか」を見終わった後、カフェで彼女と「なんで、アオサギとかペリカンとかインコとか鳥がたくさん出てきたんだろうね?」と話していた。そこで色々調べてみると面白かった。アオサギはエジプト神話等ではフェニックス(不死鳥)(復活の鳥)と関係があって、太陽を産み落としたとされている。魔術を操る民族や愛の神カーマ、2人目の奥さんなど、色々と映画の中で似たようなシーンが思い起こされて面白かった。
岡田斗司夫さんの解説を見ようとも思ったが、答えを求めずに自分なりの答えを探したほうが良さそうだなと思った。
映画館で上映中にもう一度見に行ってみようと思う。
ぜひ、お母さんも見に行ってみてね。仕事あると思うけど9月いっぱいで上映は終わっちゃうから気をつけて。
「僕は、できるだけ相手と目を合わせることを心がけて生きていくよ。相手とちゃんと向き合うことが大切だからね。自分の表情を見られるのが恥ずかしくても、相手の目を見るのが恥ずかしくても。話をする時だけでなく、初めて目を合わせる人ともね。」
これは漫画版「君たちはどう生きるか」を読み終えての感想です。
地元南幌町で同級生とかを集めて、今何をしてるか気になってしまいました。飲みに行こうよ、みんな。
ご清聴ありがとうございました。
現場の新幹線からは以上でーす!