こんにちは
蓄光のエルティーアイ、技術部の米岡です
以前ご紹介させていただいた、人VSコンピュータの将棋大会、
「電王戦」がついに終わりました(2週間ほど前のことになりますが・・・)
結果だけを申しますと、人間側の1勝3敗1分という結果でした
コンピューター側も日々進化しており、
少し変な例えですが、以前は力士が自転車を倒すようなものだったのが、
いつの間にか力士VS自動車のような状態になったということでしょうか
自動車にぶつかって倒せって言う方が難しいですもんね
ただ、コンピューターを進化させてるのもこれまた人な訳で、
単純に「人間の負け」と言うわけではないんですよね
将棋のプログラムを作る側の人も努力しているので、
やっとその成果がやっと実ったというところでしょうか
実はコンピューター将棋の歴史は意外と古く、
世間でファミコンが流行するより前の1970年代頃からなんだそうです
当時はマシンパワーが低すぎて初心者にすら
勝てないのが当たり前のレベルだったみたいなので、
40年ほどでソフト面でもハード面でも目まぐるしい進化があったようです
皆さんすでにご存知かもしれませんが、将棋より以前にチェス界では
すでにコンピューターが人をやぶっており、
今では完全にコンピューターの方が強い状態です
どれくらい強いかというと、家庭用のパソコンでも
プロを倒せるレベルみたいです
しかしそれでも、チェスの魅力が無くならなかったのです
何が言いたいのかというと、車がいくら人より速く走れるからといって、
マラソンがなくなるわけではないように、
コンピューターが人より強くなったからといって、
将棋がつまらなくなるわけではないということです
これからは将棋という競技を盛り上げるために、
コンピューターでどんなサポートが出来るのかを
考える時代なのかもしれません