おはようございます。会計士ヒカルです👓

 

 

  前回までのおさらい

 

前回までのブログで、

 

日本の年金制度の概要や、

 

iDeCo利用時の拠出額に関する税務メリット

 

 

に関して、ブログを書いてきましたニコニコ

 

 

 

日本の年金制度の概要に関しては、下記のブログをご参照ください。


 

 

iDeCoって言うのは、以下の行為で構成されるんでしたよね口笛

 

①投資商品を選定

②証券会社等の金融機関を通じた投資商品の購入

③年金(もしくは一時金)として受け取る

 

 

 

また、iDeCo利用による投資では、それぞれの利用している年金制度に応じて、

 

上限額が設定されており、キョロキョロ

 

投資した金額(拠出額の事)は、全額、「所得控除」になるんでしたよね爆  笑

 

 

詳しくは、前回のブログを見返してくださいねウインク


 

 

さて、今回のブログでは、

 

「③年金(もしくは一時金)」として受け取る際のお話から始めますねてへぺろ

 

 

 

 

  運用結果を受け取れるのは、いつから??

 

iDeCoを利用しよう!と思い立ったその日から、

 

コツコツと拠出を繰り返していくのですが、

 

自分が拠出した金額を、実際に受け取れるのは、

 

原則として、60歳になってからですびっくり

 

 

 

普通の投資であれば、自分のタイミングで、又はお金が必要になったタイミングで、

 

投資商品を売却し、手元にお金を用意できます。

 

 

 

しかし、iDeCoを利用した投資では、60歳まで手元にお金を戻すことは出来ませんガーン

 

 

個人的な感想として、一番楽に投資で勝つやり方は、

 

大型のファンドが扱っている、S&P500等の有名な指数と連動するような投資商品を、

 

数十年かけて保有することだと思っています。

 

数十年保有する訳ですから、時にはすごい上昇し、時にはすごい下落しますニコニコ

 

すごい下落している時に、自分の資産額の変動を見ることはとっても心臓に悪く、

 

このまま下落するんだったら売却しちゃおうかなと思う方が多いのかなと思いますえーん

 

そんな中で、iDeCoは原則的に60歳まで投資対象の商品を売却等出来ないですし、

 

何も見なくたって、拠出額が自動で引き落としされれば、勝手に投資商品を購入していってくれるので、

 

精神上の安定は高いかなと思います爆  笑

(※もちろん自分の資産ですので、管理は必要ですが)

 

 

 

ただ、お国も鬼ではないので、

 

自分が障害を患った、生活保護を受給することになった等、

 

どうしてもお金が手元に必要な際には、拠出していた金額を手元に戻すことが可能ですニコニコ

 

 

もちろん、拠出額そのままという訳ではなく、

 

投資商品による運用結果を受け取るという事です。

 

 

 

仮に皆さんが何事もなく、60歳まで到達し、iDeCoの運用結果を

 

受け取れる様になったとします。

 

 

 

受け取り方には以下の方法があります口笛

 

〇一時金

〇年金

○一時金と年金の併用

 

 

 

 

  一時金で受け取ると??

 

「一時金」というのは、60歳になった際等に運用した結果を、一気に全部受け取ることです。

 

この際、受け取った金額は皆さんの儲けになるので、所得税が生じてしまうのですが、

 

ここでは”退職所得”として、申告出来るのですウインク

 

 

 

それって何が凄いん??て話ですが、

 

”退職所得”というのは、以下の式で算定されます。

 

 

[収入金額(源泉徴収される前の金額)− 退職所得控除額]× 1/2 

 

※退職所得控除額というのは以下の数式の結果です。

〇年数が20年以下

 40万円 × 年数

 (80万円に満たない場合は、80万円)

 

〇年数が20年超

 800万円 + 70万円 × (年数 - 20年)

 

 

偉い面倒な単語が並んだなプンプンという感じでしょうか。

 

 

この数式に関して、あれこれ言ってもうんちくの世界になる気がするのでズバリ、

 

「長い期間、iDeCoで運用した分だけお得よニコニコ

「お給料等を受け取った際に申告する税金よりめちゃんこお得よニコニコ

 

 

また、”退職所得”は、その金額だけで、所得税率が決まりますニコニコ

 

どういうことかというと、日本では超過累進税率を採用しているので、

 

お給料としてとんでもない金額を貰っていると、その分税率も大きくなりますガーン

 

 

 

例えば、お給料でとんでもない金額を貰った年に、

 

iDeCoの運用結果を一時金で受領し、”退職所得”として申告したとします。

 

その際、”退職所得”だけの数字で下記の超過累進税率の表に当てはめて決まる。

 

”退職所得”以外の所得(今回はお給料よりの所得だけ)は、合算して下記の超過累進税率の表に当てはめて税率が決まります。

(もちろん、上場株の配当等の所得も別で税率が設定されていますが、そのような例外は除きます)

 



 

 

 

 

面倒な話を書いてきましたが、”退職所得”で所得税を申告出来ること自体、めっちゃお得です。

 

 

 

 

  年金で受け取ると??

 

次に、「年金」として、受け取る際の話ですニコニコ

 

「年金」というのは言葉の通り、運用結果を毎月コツコツ受け取っていくというイメージです口笛

 

この際も受け取る金額は、皆さんの儲けとなりますので、所得税の申告対象となります。

 

 

”雑所得”という名目となるのですが、年金受給時の所得の金額は、下記のリンク先の先の結果で決まりますニコニコ



 

 

 

自分の受給額に応じて、表に当てはめるのですが、やはり単語が難しいですよねえーん

 

ここでも難しい事言わず、説明すると、

 

割とお得ですよニコニコという事。

 

 

「一時金」「年金」どちらで、運用結果を受け取るのがお得かというのは、

 

非常に難しいですびっくり

 

 

iDeCoの運用結果を受け取る際の収入や、それからの人生設計、

 

いつ大きめのキャッシュが必要なのか等、人それぞれですよねキョロキョロ

 

 

 

iDeCoという制度の概要を分かった上で、

どちらの受け取り方が良いのか計算してみるのも良いですよねウインク

 

 

 

私もiDeCoを利用して、運用を行っていますが、

正直まだ、どうやって受け取るか、決めていないです口笛

 

まだまだ20代で、人生のペーペーなので、

これからお金の面に関して、どうなっていくか正直分からないですしキョロキョロ

 

 

 

 

という事で、iDeCo利用時の注意点なども書こうと思ったのですが、

 

結構、ボリューム大き目のブログとなってきそうなので、

 

次回とさせてください。

 

 

 

次回こそ!でiDeCoの最終話とする予定ですニコニコ

 

 

いや~~~、iDeCoの制度って難しいですね笑い泣き

 

ブログを書きながら痛感しております。

 

 

 

こんな年金や税金まで話が及ぶ制度を、国として実施するなら、

 

もっと学校での金融教育などに力を入れて欲しいですよねキョロキョロ

 

お話いただければ私はいくらでも協力しますし。

 

 

 

はい、こんなところで今回は以上とします。

 

 

次回もお楽しみに。

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