ついに

ついに
目の前の一万円札を破ります

私の中で最後まで
残った感情は

嫌われたくない

でした。 

でも破った瞬間に

細胞レベルでの爽快感を感じました。

わたしは人からどう思われるかよりも

自分がやってみたいと思う方を選べた。

破ってみたいと思う好奇心を

自分で満たすことができたのです。 

その瞬間、それを教えてくれたお金に

前とはまったく別の次元で

心からの感謝が湧きました。 

わたしはお金を通して自分と同調する

行動ができたのです。この感覚や感情は

何百万円払っても物質からは得ることができなかった。 

そして

一息ついたそのとたん

またまた宇宙はミラクルな

化学反応を用意してくれていました。

私が何気にポケットに手を入れると

あれ?

紙かな?

え!

もしや

そこには

いつのだか覚えてもいない

二つに折り畳まれた

別の一万円札が入っていたのです。

まだまだ


つづく