政教分離。宗教と政治の垣根を取り払う恐怖。光の絵師のひとり言

問題提起

光の絵師のひとり言

政教分離。宗教と政治の垣根を取り払う恐怖。

教育問題を考える（教育プロジェクト）

人類は、政教分離を正しいと考えています。

人類にとって強力な味方たとなるものは教育ですね。

正しい価値観を教えることは、誤った価値観を持つ者を後になってから矯正するよりずっと容易なはずです。霊的価値について学校で教えなことで、政教分離を実践していることが正しいと、私たち人類は考えていますね。確かに、有象無象の宗教宗派が、○○学会などが、学校で子供たちに教えることは、ゾッとしますね

教育の場で霊的価値を教えないといいうことは、逆に言えばそのような消極的な態度を通じて、霊的価値について教育している・・・。という事を意味しています。教育で常に問題として提議されるのは【いったい誰の価値観を教えれば良いのか？】というものです。

社会で指示されている価値観はどうでしょう・・・少なくとも社会全員が正しいと認めることの出来る価値・・・貧しい人々に手を差し伸べる、目標を実現することに励む、自分がそうしてもらいたいと思うような方法で、他に接するなど・・・？今挙げたような価値や、そのほかの価値について学校で教える事が大切であると認めることは何か問題でしょうか？

自分達の子供を教育する両親の権利に介入することに戸惑いを感じるかもしれませんが、社会のおいてポジティブで生産なメンバーとなるような子供たちに教育を施すことは、社会に求めれられる権利であり、義務・責任でもあります。結局、社会にとって重要な価値について子供たちに教えることができなかった場合に、そのツケを払わされるのは誰なのか考えてみてください。

霊的価値こそが社会を導かなければならないという事実を認め、どのような価値観が社会にとって正しいのかについて意見を一致させ、それらの価値について子供たちに教えようとするまでに、私たち社会はどれだけ時間をかけのらりくらりとするつもりなのでしょうか。

【汝殺すことなかれ】という教え（訳注：聖書の聖句である。米国はご存知の通り、聖書の上に手をのせて誓いを述べるように・・・キリスト教的な思想感が背景にある】よりも重要な価値観について子供たちに教えることができるようになるのはいつなのでしょうか？これらの教育問題に積極的にとり組むことを恐れる気持ち、教会と政治の垣根を取り払うことへの恐怖は、物質第一主義だけに導かれた【何の道徳基準も持たない社会】を創り上げることにつながります。物質的な価値を第一とする考え方では、誰も自分以外の者を気にかけようとするやさしさを持ちません。

このような自己中心的な価値観は、個人だけでなく国同士の関係についても当てはまります。すなわち、友好関係持つことに経済的なうま味がある国であれば、その国は友好国となります。人類の同胞、同盟国は他国を思いやる親善的な意見ではなく、自己利益に基づいて行動しています。ときには人道主義という隠れ蓑を使って自己利益をむさぼることもあります。しかし、そのような上っ面に騙される人ばかりが全てではありません。今や社会としての価値観を見つけ、それらの重要性をきちんと指し示し、さらにはそのような社会的価値観を子供達に教え込むことが急務です。【パンだけでは人はいきていけない】わけで、しかも人類は、パンだけで生きていくような無理を随分と長い間続けてきました。

何とかしませんか、何とかしましょう