(しばしば大きな樹の下で、風を感じながらお話&呼吸会は開かれました)
先日まで毎週のように開いていたお話&呼吸会では、会の始めと終わりに皆さんで一緒に呼吸瞑想をしました。
そしてある会では、『この人生の最期の瞬間に行ってみる』、というテーマで呼吸を行いました。
どんな風に、どんな気持ちで最期の時を迎えるのか。
それを瞑想の中で知ることが、より今を充実して生きる手助けになるからです。
ちなみにちなみに、10年以上昔、私自身が瞑想で人生最期の時に行って感じたことは、
あぁ、もっと愛せばよかったなぁ。
心配なんてしないで、うまくできてるかなんて考えないで、
ただ愛せばよかったんだ。
でした。
それで私は、
「たくさん愛したな。愛しきったな。
もう何の思い残しもないな!」
と感じて死ねるような生き方をしよう、と心に決めたわけです。
さて、その会で、それぞれ瞑想から意識が戻ってきた後、感じたことをシェアしてくださる方はいますか?と声をかけました。
すると参加者の一人の方が、涙を拭きながら、何とか声を絞り出して、
「始めから光が上から来ていて・・・自分は、愛でしかないんだなぁって・・・」
とお話ししてくださいました。
本当にそうなんです。
私たちは愛でしかないんです。
そしてどんなに長くそれを忘れていても、思い出せる時が来るのです。
グループで瞑想をしていると、しばしば私たちは他の参加者の方のエネルギーに助けられて、とても大切なことを思い出すことがあります。
私もグループ瞑想に参加して、自分が本当は何者なのかを思い出すきっかけをたくさんもらいました。
「お話&呼吸会に来てくださった方が、その場の力を借りて、その時その方に必要な快復を経験してもらえたらいいなぁ」
そんなことを思い描きながら、会を続けていました。
7月から無期限で日本を離れるので今後のお話&呼吸会の予定はありませんが、その区切りに、参加してくださった方から花束をいただいたような気持ちになりました。
ありがたい、ありがたい限りです。
「自分が愛でしかないなんて、私は感じられるのか・・・」
と心がざわついている方もおられるかもしれません。
世界は、あなたが愛でしかないことを思い出してもらうために、全力で働いてくれています。絶え間なくそのチャンスがやってきます。
あなたにベストなタイミングでそのプレゼントはやってくるのです。
ですから安心して、その時を楽しみにしていてください。