神の恩寵によってこそ、
あなた自身を知ろうと欲するようになりるのです。
このあなた自身を知ろうとする欲求自体が、
アートマンの恩寵の明らかな表れです。
ですから、あなたの努力の源としてすでに働いている恩寵があるのです。
恩寵は自らの外側の性質ではなく、
まさにその本質なのです。
それはハートの中に留まっており、
あなたをそれ自体へ内に引き込みます。
あなたがしなければならない唯一の努力は、
注意を内に向け「私」の源を探すことです。
これが、あなたが費やさなければならない唯一の個人的努力です。
それゆえに、
恩寵のないところには自らの探究への欲求は全くない、(と言えるの)です。
****ラマナ・マハルシ(Arunachala Ramana)より
アルナーチャラの聖者 より