朝、バタバタと義父をデイサービスの車に送る。
職員の方が二人手伝ってくださる時は、私はお任せして自分の仕事へ行く支度に移る。
その時、義母はずっとそばにいて、「(職員さんが二人居るから)大丈夫よ、(車に乗せるまで居なくても)いいわよ」と私に仕事の支度をしていいと促す。
その時...「あ、はい、すみません」
と私は言ってしまう。
言った後、何で「すみません」なんだ?
「お願いします」の方がいいのか?
職員の人に「お願いします」は正しい使い方だと思うけれど、義母には「すみません」も「お願いします」も要らなくないか?
あくまでも、私は介護を手伝って居る立場で、介護の主人公は義母だよね?
と、何だかモヤモヤする。
最近は義姉が週に一度、介護の手伝いに来る。
その時も、義姉にペコペコしてしまう。
何だかモヤモヤする。
だって、義姉は実の娘だよね?
介護のために都合付けて手伝いに来るの、当たり前じゃない?
でも、いつでも「すみません」て言っちゃう。
これは、私の悪い癖だなと思う。
「ありがとう」と言えばいい場面で
「すみません」て言っちゃう。
きっと、子どもの頃から、身を守るために自分を相手より卑下してたんじゃないかな?
対等の立場で考えればいいのに、「それじゃ偉そうなんじゃないか?」とか「卑下=丁寧語」と「間違えた解釈してるんじゃないか?」とか、とってもモヤモヤしてしまう。
そう、私は「対等」なんだ。
相手も私に「ありがとう」と言えばいいし、
私も相手に「ありがとう」と言えばいいんだ。
そう思ったら、少しずつ、曇り空が晴れてきた感じがする。
長い間の私の癖だから、直ぐには変わらないけれど、こうやって感じた時に少しずつ変わって行けばいいね。