今回の台風19号の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
こちらの記事
の続きです。
初めましての方はよろしければこちらも→家族紹介
今回は幼少期の思い出と共に、現在の心中を私なりに整理しました。
多少暴力的な内容がありますので、不快になる方は見ずにスルーしてくださいね。
昔から短気、すぐ怒る、すぐ手が出る、
そんな父に対しては、家族皆なんとも複雑な感情がある我が家ですが、
今は昔に比べるとはるかに穏やかになって、怒鳴られることもかなり減りました。
妹とも、「なんかお父さん、良いお爺ちゃんになって気持ち悪いね」
と話してるくらいです。
昔から、ささいな事で子供たち(私)にも手を挙げる父でした。
殴られた記憶は数え切れないほどありますが、一番覚えているのが小学生の時。
我が家は自営業だったので父も母も忙しく、自然と夕飯の片付けや掃除は私と妹が担当、みたいになっていました。(弟は男という理由で免れてた。時代ですね。)
ある時、父も近くに居たのですが、
「面倒くさいな~w」と冗談っぽく文句を言いながら片付けていたら、
おもむろに父が来て、思いっきり頭を数発殴られました。
この時、衝撃で頭がジンジン、クラクラしたのを今でも覚えています。(その後ショックと恐怖でチビった)
父が怒った理由は、
「家の手伝いを嫌々するな。むしろ人の役に立てることに感謝しろ」
というものでした。
いや、分かるけど。
そうかも知れんけど、
口頭注意でいいやん、そんなん。
殴らんでもいいやろ。
一応グーではなくパーやったけども。
当時も「ええ~⁉」となったけど、今考えても、理不尽の極み。
そんな狂犬よりも怖かった父ですが、
今は、
先ほど書いた通りだいぶ温厚になり、会いに行くと
穏やかな時間を過ごすことができています。
帰り際には、父は
「ありがとう」
「また来てくれよ」
「ありがとう」
と、何度も何度もお礼を言ってきます。
実は、小学生のあの時、文句を言いながら片付けをしていて殴られた時も、
ただお父さんに褒めてほしくて、ありがとうって言ってほしくて、
聞こえるように言ってたんですけどね。
(結果 想定外の大惨事になったけどな)
子供の頃にも、こう言ってもらえていたら、こんな風に優しくしてくれていたら…
…と、思わないでもないですが。
脳梗塞で倒れて、
車椅子になったけど、
左半身麻痺になったけど、
要介護5になったけど、
私は、
今の父が
今までで 一番好きです。
続きます。
次でこの話は一旦終わります。
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