こんにちは。タロット占い師のしみずゆいです。


(前回)のつづきです。
是非最後までお読みください。


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唐突な質問ですが、内田さんは「常識」を壊すには何が必要だと思いますか?


そもそも常識って、ない。
常識って、作れる。

で、常識っていうのは、多くの人が採用している考え方みたいなものじゃないですか。
真理とか、摂理とか、原理原則とは違うものじゃないですか。
だから平気で疑いますね、僕は。

基本、人が幸せにならない常識は蹴り飛ばす、みたいな。
バカみたいって。


ではその採用基準は、皆幸せになるの?ならないの?ということですか?


まぁそこが一番シンプルな質問かな。
人を幸せにするのか、人が育つのか。
あとは地球に負担がないか、持続可能かどうか、美しいかどうか。
このくらいじゃないですかね。


なるほど。では次の質問です。
「弱くてダメなところがあっても、そのままの、ありのままの自分を認めることができますか?」



弱くてダメなところが無い人なんていないですもんね。
だって生きてくしかないですもんね。

認めるとか認めないとかっていうのもありますけど、その、結論から言うと、絶対大丈夫だって。
その人がもし僕の目の前でその質問をしてきたら、

「え、〇〇ちゃんだったら絶対大丈夫だって」

って思うし、言いますよ。
そしてその大前提でどうしようっか?
みたいな。

ありのままでいいんだよ。
だから何もしないでいいよ、

じゃなくって。

ありのままでいいんだって。
だからやろうよ!

ってことなんですよね。

ありのままじゃだめだから頑張れじゃなくて、
ありのままでいいから何もしなくていいよじゃなくて、
ありのままで素晴らしいんだよ、
そしてだからやろうよ!

って感じなんですよね。

なんか、うん、絶対大丈夫だよ。

え、だめなとこ?
いや~ほんとだね、ダメだねそこ、やろ?
みたいな。


この方は「ありのままの自分とは?その意味は?」とも聞かれています。
そして「ありのままの自分を解放する方法を教えてください」とも聞かれています。



なんか優劣じゃなくて、何なのかっていう理解があったらいいよね。
魅力マトリックスのブレイクスルーって、やっぱ、優劣がないところじゃないかな?って思うんです。

その、点数じゃないじゃないですか。
所属先っていうか。
現住所っていうか。
居場所っていうか。

例えばさ、僕昭和53年生まれなんですけど、昭和53年生まれって、ただそれだけじゃないですか。

「あ~俺53年生まれやだった~。
54年生まれが良かった~」



無理ですよね。


無理でしょ?
何言ってんのって。
いや53年生まれだし。
何言っちゃってんのって。
そんな感じなんですよ。


なるほど。


どっちでもいいけどさ、自分はどんな人間なのかっていうのを知ったら?って。
で、知って、その人間をやめることってできないじゃない。
等身大を理解して、で、それが一番活きる生き方を努めたら?って。


等身大の自分を理解する方法って何だと思いますか?


まず一歩は「知る」ってことじゃないですか。


それは探求しないと無理ですよね。


うん。


内田さんはありのままの自分を解放するきっかけというか、探求したから解放できたと思われているのでしょうか?


ありのままの自分を解放するっていうのは、僕の経験ではね、今まで生きて来た人生で10回くらいしかないですよ。


それは少ないということですか?


そんなありのままの自分を解放したまま生きられるほど…な感じではないですね。


そんなに簡単なことではないということでしょうか?


分からないですが、僕にとってはそうでしたね。
段階があると思うんですよね。

「僕はずっとありのままの自分を解放し続けて生きてますよ」

って言ってる人がいたら、もうちょいあるんじゃない?とか思うし。


何がもうちょいあるんですか?


なんか…そこで結論づけちゃうのもったいないと思うんだけどって。

あなたってまだまだそんなもんじゃないんじゃないかって。
それでいいならいいし、嘘じゃないかもしれないけど、なんか結論づけるにはあまりに壮大なテーマだけど、言っちゃっていいのそれ?
もったいないよ、とか思います。
できている気でいる人に関しては。

で、できていない人がいたら、まぁ一つ言えるのは、
「一生懸命になったら?」
ですね。

一生懸命になれるものを見つけたから一生懸命になるんじゃなくて、何かを、ご縁ある目の前のことをまずすっごい一生懸命にやってみた時に、一生懸命やった時って一瞬だけ本当の自分みたいのがチラッと覗いていて、後で振り返ると「あの時って…」って我ながらそうかも?って思えるんですよね。


一生懸命になれるものを見つけたから一生懸命になるんじゃなくて、何でもいいから目の前のことをとにかく一生懸命にやってみる、って素敵な考え方ですね。

別の方の質問で、「自分で自分を認めるにはどうすればいいですか?」というのがあるのですが…内田さんは自己肯定感が低かった時代、どうやって乗り越えましたか?



これね、僕の仮説ですけどね、男の人と女の人で違うと思うんですよ。


乗り越え方がですか?


うん。


内田さんはどうでしたか?


人を幸せにしたことですね。僕はね。

人を幸せにすることを一生懸命やって、喜ばれて、それで「なんか俺の存在って、なんかいいね、いいんじゃないかなぁ」って。

こんなに幸せそうな人がいて、「わたしはあなたのおかげでこんなに幸せな人間になれたんです」って言ってたら、それを見ておいて、まだ自己肯定感うんぬんとか言ってる場合じゃないなと。

一人とか一回とか。
この日は少なくともここにいた人全員幸せだったろうなとか、この人は明らかに幸せじゃなさそうだったのが幸せになったよなっていうのを経験をしたら、大分変わるんじゃないですかね。

その経験が無い人って、ある一定数いますよね。


ご自身の内面を認めたというよりも、人からのフィードバックや、人に何かをしたという実績や経験を経て乗り越えられたのでしょうか?


僕はね。

だから僕、「シャンパンタワーの法則」とかいうのとは全然当てはまらないんです。
もちろんそれがいい人もいるけど、
そうじゃない人もいると思うんですよね。

自分を幸せにできない人が人を幸せにできないっていうのは絶対に嘘だと思うし。


あの「シャンパンタワーの法則」は嘘だと?


半分ね。
半分は人を幸せにして、やっと自分が幸せになれる人だっていると思うんですよね。

「シャンパンタワーの法則」を嘘だとは思わないけど、全員に当てはまるような絶対法則ではないと思いますね、僕は。


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確かに万人に当てはまるような絶対法則ではないですよね。

では次の質問です。
内田さんは『自分に生まれてきて良かった』と、どのくらい思われていますか?



そりゃ100パーセントですよ。


おお、素晴らしい。
それは皆にも是非そう思って欲しいと思われていますよね。



だからそれもやっぱそうですよね。
自分で生まれてきて「自分に生まれてこなきゃ良かった」って今思っていて、それをそのまま続けようとしていることがもったいなさすぎる。

もっと取り乱して、あがいて、もう絶対いやだから、本当100パーセント自分で生まれてきて良かったって思えるものを探し求めた方が良いと思うんですよね。

自分の顔が好きじゃないっていうのもそうですよね。
自分の顔が好きじゃないとか、自分じゃない何かに生まれてくれば良かったなんていう気持ちは、あっていいわけないんですよ。

絶対間違ってるんですよ!

だからそんなの続けない方がいい。


それだったら、催眠術でも洗脳でも何でもいいから、自分を好きになれるようにした方がいいのでしょうか?


何でもいいと思いますよ。
だってもったいなさすぎてなんかもう。
おえ~ってなるくらい。

なんでそんな…明日も同じ場所行くんだよ、みたいな。

なんか、仕事を辞めて、5回引っ越して、借金まみれになってでも、見つけた方がいいと思いますね。


それくらい自己投資してでもやる価値があるということですよね。


うん。
それがないままなんとなく折り合いつけて、全然自分を満たしてくれなかったり、そういう感覚が生まれない仕事をして、で、それで得た給料で家賃払ったら、なんかもうそれで1ヵ月が終わっちゃうみたいなことを繰り返して、それでなんか、自分は自分じゃなきゃ良かった、そのままじゃだめな気がするけどお金もないし、仕事辞めたら生きていけないからとか…なんか、絶対そのままでいいわけない気がする。

でも、大多数の人がそう思っちゃうと、それはそれで折り合いがついちゃうじゃないですか。


そうですね。誰も「それはおかしいよ」って言わないですからね。


下手したら先輩たちが「そんなもんよ」とか言い出しますからね。

自己満足してるんですよね。
子供に関してもさ。

「息子さん何歳?」
「あ、4歳です」
「今が一番いい時ね~」って。
あの答えも納得いかないですよ。

「そりゃあんたの子のケースでしょ!」って。

なんか「うちの子は4歳が全盛期でした」っていうならまだしもさ、なんで巻き込まれなきゃいけないんだよ。

「うちの子は来年もっと可愛くなりますけど!」
みたいなさ。

なんなんだよその…なんとなく喋ってるじゃないですか。
そのなんとなくで喋ってるところが、もう全然間違ってると思うんですよね。


定型文のようなやりとりってありますよね。
「なんとなくで喋る」って、根底に何かあきらめのようなものがある気がします。
一生懸命生きるなら、「本気で対話する」って大事ですよね。

内田さんが本気で生きようと思った瞬間はいつですか?
スイッチが押された瞬間というか…何かエピソードがあれば教えてください。



本気ですかぁ…。いっぱいありますよね。
段階がありますけど…。
まず一番最初に訪れた本気は、やっぱ人との出会いですよね。

僕がああやって出口光さんとか大嶋啓介さんとか衛藤先生とか言ってるのは、やっぱその人達の話を聞いて、「え、そんな価値観で生きていいの?」っていうスイッチが入ったからですよね。

その…選択肢が無かったから。生き方の。

「そんなに人を幸せにしていいんだ」とか「あ、やりたいことじゃなくてすべきことなんだ」とか。
「あ、そっか、今ここを楽しむ…おおぉぉ~!」みたいな。

それと、あとはやっぱりいろんな人に助けてもらったことですかね。

僕…まぁ、全然できてないかなと思うけど、なんていうんですかね、僕が今手を抜いたら、「あの人達のことを裏切ることになるな」って思う人達がいっぱいいるんですよね。

だからその…「なんかぁ、モチベーションが下がっちゃってぇ〜」なんて枝毛の先をいじりながら言うのなんて、口が裂けても出来ないっていうか。
もはや、そんなこと言える身分じゃない、みたいな。


内田さんは人との出会いや関わりをとても大事にされていると思うんですけど、「いろんな人に助けてもらった」って今おっしゃったじゃないですか。
助けてもらうには、お願いしたこともあったと思います。
そういった自分をさらけ出すことができるようになったのは、何かきっかけみたいなものがあったのでしょうか?



僕の場合はやっぱりトレーニングですかね。
そういうワークとかもやって、
「え~、こんなこと絶対言えない」みたいなことを1回バーチャルでやって、言えるようになったってのはありますね。


ではそのワークがなかったら、自分をさらけ出すのは難しかっただろうなと思いますか?


…どうかね?


私はそう思います…まぁ段階があるかもしれないですけど。


特にクールな人は相当難しいでしょうね。


はい。


四魂でいうと「智」と「親」が強い人は相当難しいと思いますね。


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私はかなり「智」が強い方なので、もう相当な難しさを感じました。


うん。
なんか「それって人に見せていいやつ?」って。


はい。そんな姿を人に見せるのは格好悪いことだと思っていました。

そんな姿は見せられない、人前では絶対に泣きたくないという方もいますが、それはそれでいいと思われますか?



うん。
すべての人がすべてを乗り越えなきゃならないとは思わないですね。

四魂だって全員にすべてあって、今感じている、例えばバイアス?
は、それは今のところに過ぎない。

だから、全部味わって生きることは素晴らしいことだと思うけど、そうじゃない人のことを「あの人至らないよね」とか「まだまだだよね」みたいな感覚は抱いている方が愚かだと思うかな。

あなたが望むならそれは自分が目指したらいいと思うけど、何か一つに偏っている人を否定するっていうのは、学んだ悲劇じゃないですか。

せっかく学んだもので誰かの偏りを指摘してどうすんの?って。
むしろ人間ってそんなもんじゃないですか。

例えばほら、『スラムダンク』とか『ワンピース』とか漫画で大事なのは、キャラクターの欠点をはっきり書くってことなんですって。

欠点は「欠けてる点」じゃなくて「欠かせない点」だって言葉があるんですけど、で、それは大賛成なんだけど、唯一、漫画と違う現実世界の大きな条件は、周りがそう見てくれてるってことなんですよね。

桜木が、リバウンドは得意だけどドリブルが下手みたいなことを踏まえて皆が頑張って、いざという時に桜木がその能力を開花してそれがチームの結果につながるっていう、お互いの欠点を欠かせない点だって認めてる存在がいるわけじゃないですか。
だから漫画が漫画になるわけですよね。

それが指摘しあってたらさ、くそつまらん漫画になる。
そしてそのくそつまらん漫画が現実じゃないですか。


個性が違う者同士が存在するから漫画やドラマは成り立つし面白くなるんですよね。
欠点を「欠かせない点」として捉えるという発想は素敵ですね。



欠点を欠かせない点や個性として認めて愛するか、指摘するからにはその人がそこを乗り越えて成長するまで関わるかどっちかだと思うんですよ。

関わる気もないのに文句言ってるのってなんかもう全く意味がないっていうか、もったいないですよね。


確かに批判するだけでは何も変わらないし何も生まれませんね。
特にチームで何かをするならその考え方は必須だと思いました。
大変勉強になりました。
ありがとうございました!







はい。
内田さんのインタビューは以上です。


皆さん、なが~い文章を最後までお読みいただき、
本当にありがとうございます。


さて。


今回わたしが内田さんにインタビューしたのはなぜか。


これには理由があります。












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そうなんです。


2019年4月14日、
内田さんが京都で講演会を開催されます!!


主催者は京都・大阪で大活躍されている超人気占い師
冨永真紀さん

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わたしは実行委員として本講演会に携わることになりました。


実行委員として自分にできることは何だろうと考えた結果、まずは内田さんのことをまだよく知らない実行委員の方達の為に、もう一度内田さんにインタビューをしに行こうと思いました。


今回内田さんに聞いた質問は、実行委員の方達に聞いたものがベースとなっています。


インタビューをしていて気づいたことは、わたしがインタビューをすると決めた際の動機が、四魂でいうところの「親」が土台になっているということでした。


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出典:四魂の窓ってご存知でしょうか?



わたしはチームの中に内田さんに対する「共通認識」が欲しかったのだと思います。


内田さんの考え、価値観、人柄を全員で共有したいと。


けれどそれを内輪だけに留めておくのはあまりにももったいないので、是非多くの方に知っていただきたいという思いも込めて、今回このような形でご紹介させていただきました。


内田さんの考え方や社会に対する取り組みは、人生をより良く生きたい人には非常に大きなヒントになると思います。


是非多くの方に内田さんのお話を聞いていただきたいです。


どうか皆さん。


来年の4月14日(日曜)は文化パルク城陽にお越しください。


まだかなり先のことではありますが、是非とも今からスケジュールを押さえておいていただけると嬉しいです。


何卒、何卒よろしくお願い致します!
m(_ _)m



内田裕士さんが主催される出口光さんの出版記念講演会が京都で開催されます!
ご自分の天命が知りたい方や、人生に迷いがある方は是非ご参加ください!
内田さんと出口さんのお話を同時に聞くことができる機会は滅多にないことなので大変貴重です!お見逃しなく!

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【日時】
2018年10月21日(日)
9:30~11:00

【場所】
ホテル京阪京都グランデ
※『JR京都駅』八条東口徒歩1分

【参加費】
3000円
※同日開催の「全国志ビジネスプレゼンテーション大会」の1500円割引チケット付き

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>>【出口光さん講演会詳細・お申込みページ】



今日も最後までお読みいただきありがとうございます♪

Have a nice day!