1994年からパート1~3まで放送されていたドラマ
本当に好きで、全話録画していました
当時まだ生まれていなかったこどもも、このドラマが私よりも好きになって何度も何度も見ています
原作は深見じゅんさんの漫画。
主演は七瀬なつみさん
夫役が羽場裕一さん
娘役が上脇結友ちゃん
いわゆるホームドラマで、主人公は明るく陽気な専業主婦、田所麻美。
麻美と夫、慶彦、娘、あすかの日々の生活と、麻美たちが暮らす新興住宅地で起こるご近所の住人達や、慶彦が勤める会社の人達とのいろいろをほのぼのと明るいタッチで描く物語です。
“悪人”はいません。
“嫌な奴”は麻美さんたちとふれあって、根は“いい人”とわかるようになります。
あすかちゃんが麻美と慶彦のことを「はは」「ちち」と呼びます
男の子と間違えられたりしますが本当に可愛らしい子。舌足らずな呼び方もすごく良い。
私の知り合いにこのドラマから子供にそう呼ばせている人もいました。
お昼の30分、月から金まで5話で一つのお話って感じで続いていきます。
週初めにはあすかちゃんのナレーションで前週のあらすじが入るのですが、それもまた可愛らしい
今このドラマを見ていて特に思うのは、携帯電話の存在。
ないんですよ。30年近く前ですからね
登場人物誰一人持っていない。
みんな家の電話、会社の電話で連絡を取り合い、
何かあれば集まって、そこにいけば誰かいるってお店があって。
そして、本当に面白いぐらいちょっとしたことで簡単にすれ違います
「携帯電話があれば、このエピソードはなくなるな」っ思うことがたくさんあります
思えばドラマって携帯電話の出現でだいぶん変わりましたよね。
いつでも連絡が取れることがドキドキをなくすのかな
いつでもつながっていると思うことで人とのつきあいに厚みがなくなるのかな
いつでも会えると思うと今会えなくてもいいと思うかもな
なんて考えてしまいます。
人が会わなくなったらドラマは生まれないですよね。
会う努力っているのかも……。
ぽっかぽかってタイトルも人とふれあうことの大切さを思わせてくれます