ぎっくり腰に翻弄され、学習参観の事が後回しになってしまいましたやれやれ


今日は昨日頑張っちゃったから酷くなっちゃたかなぁ なんて思いきや、意外にも回復傾向にありほ~自分でも驚いてます汗顔  


回復傾向と言ってもまだまだ痛くてかがんだりができないし、今日は夕方までのんびり静養ですダラ~





先週土曜日にあった学習参観学校


防災・減災についての学習でした。



子供たちは一日授業。


保護者は午前中、体育館でフリー参加の講演会とアルファ米炊き出しの試食会、5限の学習参観、参観終了後に引き渡し訓練というスケジュール。


私は立ちっぱなしで参観してるだけでも体力を消耗してしまうので、後援会後半と参観、引き渡し訓練に参加しました。



講演会では、東北の震災時、避難所で活動され、その活動記録をされた先生がお話しされました。


マイク音が体育館に響いちゃってて結構聞き取りにくかったんだけど


テレビでは知られてない避難所の実態も聞けた感じはしました。


率直に


衛生面、精神面、プライバシー など


それは想像を絶するほど、かなり過酷だったんだろうな~


って思いました。


健常者でもかなり辛い状況だったのに小さな子供、高齢者、体の弱い人、持病のある人、など災害弱者にとっては本当に大変だったと思います。


私の住む地域は、今のところ大きな災害もなく平穏に暮らせてるから、あまり関心のある人も多くはなく、後援会も呼ばれた地域の人ばかりで保護者はほとんど参加してませんでしたが(私も病気と無縁だったらそうだったかもしれない)、私自身が薬で命を繋いでいるから万一の非常事態の時のことを考えると防災意識は必要かなと感じます。 いつどこで災害が起こるか分からないって最近思うようになったよね。


話を聞く前は災害が起きた時は薬を持って避難所って思ってたけど、免疫抑制してる私は果たして安易に避難所生活をして大丈夫なのだろうか? SLEは肺炎や日和見感染症が命取りになってしまう危険性がかなり高いから怖いなってね。 でも無理して自宅にいても食料の配給はもらえない。 どうしたらいいんだろう?って思いながら聞いてました。



それから


避難所の運営についてもお話しされてました。


その中で


子供達が率先して活動している避難所は雰囲気も良くなり、大人が子供からパワーをもらい避難所運営もどんどん改善され良くなっていく。


逆に、大人が「子供が優先」と言い、あれもこれも子供にばかり手をかけている避難所は運営が悪くなっていた。


とおっしゃってました。


つまり、運営がうまくいかない所の子供たちは大人が子供に手をかけるあまり、自分に何ができるかということを考えなくても全部やってくれるから何もしない。または普段から手をかけてもらってるからできないことは何でもしてもらえると無意識にあって、だから何も考えない子が多い


ということだそうです。


そしてやっぱり大人たち自身も必死な状況下で自分たちの事をすべて後回しにして子供最優先にすることで悪循環が生じるそうです。みんながみんな、協力し合うことで避難所運営がうまく稼働するとお話しされていました。


だから


普段から、自分でできることは何でもさせる、手を貸さないということは大事なんだと。


例えば、ペットボトルのふたがなかなか開けられない時、どうやったら開くだろう?ってことを考えやってみるとか、できないから大人が手を貸すというのではなく、できなくてもどうやったらできるだろう?うまくいくだろう?という事を考えやってみるという事が必要だと。できることは何でもさせ、経験させ、過保護にならない。


そういった普段からの事が災害時に強みとして発揮でき、災害に負けない心を造っていく


とお話しされていました。


それを聞いて、なんだかホッとしたような気持にもなった私。


SLEを発症して寛解までの長期間、子供達の先々を考え、私にいつ何が起きても子供達が困らないようにと、幼かったこの子達には随分な試練だったかもしれないけど、他のお母さんから見たらひどい親と思われるかもしれないけど


とにかく生きる術を身につけてほしくて、自分の身の回りのことは何でもさせてきて、自分の身は自分で守るしかないという事も常々話し、不審者対策や困ったことがあった時の対処、対応法など日常的に話し、そのおかげか、外でも困った事や分からない事を分からないままにすることがずいぶん減りました。


まだまだ教えなきゃいけないことも沢山あるけど、基本的なことはずいぶんできるようになったと思います。


だから昨日のように、安心して少しの時間外で別行動もできるようになってきたんだと思います。


きっとそれが災害時にも役立つという事なんだろうな。そう信じてます。


でも、これって親が病気だからっていうだけでなく


順番からいって、親はいつまでも子供のそばにいられるわけじゃないからね。自立に向けて困難なことでも色々な体験をさせていくことは重要なことだと今回のお話を聞いて改めて感じました。



子供達の学習参観では


3年生では津波表示板などの表示板についての学習


5年生では登下校中に地震が来たら、津波が来たらどこへひなんすればいいかについての学習


5年生にもなるとしっかりディスカッションができていてびっくりでした!


そしてもっとびっくり目 


我が家、津波が来たら水没~~っaya


高台に上がっても孤立してしまうことが発覚~~ナント


恐ろしいです


ちゃんと考えなくては!



そして最後に思った事


保護者より子供の方がしっかり防災について勉強してるってこと。考えが述べられるってこと。


大人の方が甘い考えかもガーん



そして


学校でこれだけ頑張ったって、市や県が積極的に防災についての周知などしなきゃ大人は「大丈夫だよ~。あるわけないじゃん。」くらいにしか思ってないからどうなんだ?っても思った。全然無頓着だからね。


きっと災害が起きたらうちの地域、超マンモス校だし超パニックになる気がする。



そんな事を思った学習参観でした顔


大事なお薬飲んでる皆さん


災害時は持てるだけのお薬と、そして絶対お薬手帳を忘れずに持って逃げましょうね逃げる