情けは人の為ならず、という言葉があります


子供の時は、他人に情けをかけるとその人のためにならないのか、と捉えていましたが、


大人になり、他人に情けをかけるのは結局他人のためでなく自分のためなんだ、という意味だと知り


なるほど、その通りと深く感心しました。



話変わりまして、

人がある行動をする、またあることを考える、


この根源は、自己中心的なものである、と最近感じてます。


全ての行動・思想は、すべて自分のために行うことで、その行動などをするには、その人にとってメリットがあるかどうか、に尽きると思います。


意見はあると思いますが、

色々なケースを考えた時に、


なぜその行動をとったのか、

なぜそういう考えをするのか、


を説明するのには、やっぱりその人に何かしらのメリットがあるので、そうなった、と説明できると思います。


何を当たり前のことを言っているんだ、と思われるかもしれませんが、自分にとってこれを理解した時は、なるほどと納得しました。



ご飯を食べるのは、その人の空腹を満たすメリットがあるから


歩くのは、その人が行きたいところに行けるメリットがあるから


仕事をするのは、その人のお金が増えて、好きなことに使い、自分に色々なメリットがあるから



逆に、自分にメリットがないと人は動きません。



お願い事を聞いてくれないのは、その人にとって面倒でメリットがないから


優しくしてくれないのは、その人にとって優しくするメリットがないから


付き合ってくれないのは、その人にとってメリットがないから



こう考えると、

人を動かす、または他人を自分が望む状態にするのには、その人にとってのメリットを生み出せるか、提供できるかどうかが鍵になってくると思います。



お願い事を聞くと、あとで甘いものをくれるから


優しくすると、その人の好感度が上がり、付き合ってくれるかもしれないから



この考えを持ってからは、自分の仕事にもかなり活かせています。



どうすれば上司にこの案件の承諾を得られるか、を考えた時に、その人にとってのメリットを作ってあげて、案件を説明する際に提案してあげるようにしてます。



例えば、あるイベントをやることなった時に、普通のイベント内容だと、つまらないし、やる効果がない、など言われてしまいますが、


例えば、上司の上司、例えば社長が喜ぶようなものを提案し、上司に対して「このイベントをやると社長が喜びます」と説明すると、


上司は自分の評価があがるというメリットを感じて、快く承諾をしてくれます。


これは実際に自分が仕事で使ったやり方ですが、結構承諾してくれる可能性が上がりました。



人間関係にも言えることで、

あの人と付き合いたい!と思ったら、


その相手が、付き合うことにメリットを感じるようなことを提案してあげるといいかもしれません。


デートのたびに、楽しい気持ちにさせてあげると、それはメリットだと感じますし、


デートに誘うとして、普段の会話で相手の話を聞いてあげる、面白い話をする、映画や漫画など同じものを共有・共感する、などして、


一緒にいることを楽しく感じてもらい、デートすることにメリットを見出してもらう、などあるかもしれません。



普通のこと言ってるなと思われるかもしれませんが、自分にとってはこれを意識することで変われた部分があったので、


今回ブログに書きました。

少しでも参考になることがあれば、甚大です。