同じ職場の後輩からこの間相談を受けました
内容は、自分の上司に育休を取りたいと相談するのだけど、どう言ったらいいのか、というものでした。
その人は12月に子供が産まれる予定なので、10月に入り、上司に言おうかどうか悩み、いう場合の上司の反応などを気にしていました。
育休、という言葉はどうも初めから引っ掛かると言いますか、よろしくない表現だと常々感じてます。
確かに、会社を休む…というより出勤しないので、育児をするために休む、つまり育休と名付けたのはわかるのですが、
育休取る人は家で休んでいるわけではなく、むしろ慣れない子育てに四苦八苦して、毎日毎日寝不足で大変な思いをしています。
きっと育休という言葉を作った人は実際に育児などをしていなかったのでは?と疑ってしまいます。偏見です、すみません。
育休ではなく、
・育児職免 とか、
・育児離職 とか、
何かしら、休み、という表現をなくす工夫が欲しかったですよね。
職免というと、育児で大変だから職務を免除しますね、というニュアンスが出ていいと思いますし、
離職、という辞めちゃう感じかもしれませんが、職務を離れる、というニュアンスもよいのではと。
前に小泉前環境相が育休は休みではない、とおっしゃってましたが、本当にその通りです。
むしろ、子供を育て上げるのは、大きなプロジェクトであり、その人にとっては生活や命をかけて行うものなので、
国として俯瞰的に見ると、もちろん仕事して生産することも大事ですが、子育てはもっと大事だと思います。
ですが、今の社会は育休取ると嫌な空気が流れるような風潮があります
20年、30年後はまた違うのかもしれませんが。
自分を含む30歳くらいの世代は、結構育児家事をやっている人も多く、自分たち世代が上司になっていく頃には
さらに理解が進み、育休を取りやすい環境になっているのだと思います。
いずれにしても、育児は本当に大変なので、職場の人の理解があるのが当たり前の時代が来て欲しいものです。