1度行ったら何てことない場所だった。
ピンクなお店なんてどうってことなかった。
そして、数回、純ちゃんと来ていたけど
私も慣れて一人で繰り出すように。。。
そう、あれは、旦那とケンカをした数日後かな?
イライラしていたので一人で飲みたかった。
家じゃないどこかで。
マユちゃんところがある!
こんなときに、
一人で行けるお店があるのは
とってもありがたい。
少し、大人になった気分。
(充分大人なんですけどね。)
『一人で行くね。』
マユちゃんにline。
『待ってるよー。』
数時間後。
みんなが寝静まったのを見計り。
お出かけ。
すごくワクワクした。
そして、到着。
「こんばんは~。」
「来たな~!ここあいてる。」
カウンターの真ん中辺りに目線を落とすマユちゃん。
「ひかちゃん!ひとり?」
てつやくんが言う。
「そう、今日はひとりなんだー。」
「めずらしいね~。」
「ちょっと飲みたい気分だし、
マユちゃんと話したかったからさ~。」
私は話ながら真ん中辺りのカウンターに座った。
お隣のご夫婦に軽く会釈した。
おじさまが私に話しかけてきた。
「ん?なんだ?てつやの彼女か?」
奥さんとマユちゃんのお母さんも私の方を向いた。
マジか!?みたいな顔をして。
「ねー、そうだったらいいけど、
ひかちゃん、結婚してるから~。(笑)」
って、間髪いれずてつやくん。
「そんなこと言ったら
てつやくんに怒られちゃいますよー(笑)」
と私。
「いや、俺はさー、
ここの兄弟を小さいときから見てるからさ~。
マユちゃんは結婚式も呼んでくれてさー。
いい式だったよー!
もう、親戚みたいなもんだよ!」
「そうなんですね~。」
「だからさ、心配なんだよ。
てつやが結婚しないからさ~。
てっきり、
ここの厨房に入ってくれるのかと思ったよー」
「ごめんねー。
若い女の子好きなのよー。この人。」
と奥さん。
前から、マユちゃんがバイトがいなくてさ~。とこぼしていたのを思い出した。
私、働いてもいいな~。と思った。
そんなことがふっと頭をよぎった。
楽しそうだなって。
ほんの一瞬、本当に一瞬。そう思った。
ご夫婦は近所で定食屋さんをやっている。とか
マユちゃんの旦那さんはいい男だ。とか。
ひかちゃんはてつやの彼女じゃないのか。残念だなー。とか。
そのたんびに、てつやくんが私にゴメンねみたいな顔をする。
「じゃあ、俺たち帰りますわ。
ひかちゃんはマユちゃんが終わるの待ってるのか?」
「はい。そうなんですよ。
マユちゃんと話したくて来たんで。
ありがとうございました。
ご一緒できて楽しかったです。」
「今度、マユちゃんと食べにおいでね!
ひかちゃん!本当に結婚してんのか?
てつやもいい男なんだけどなー。」
「あ、残念だけどそうなんですよー。
いい人だと思いますよ。てつやくん。
私が独身だったらよかったんですけどねー(笑)」
「何度もしつこく聞いてごめんなー。
おやすみ!」
と、帰っていった。
酔ってる人って本当に何度も同じことを言うんだね(笑)
面白い。
「ごめん。ひかちゃん。
気を悪くしないで。。。」
てつやくんがいう。
「大丈夫よ。むしろ、てつやくんこそ。
彼女に間違われて気を悪くしたんじゃない?」
そんな、会話をしながら、マユちゃんは隣のご夫婦が座っていた席を片付ける。
「ひかちゃん。こっち来なよ!」
と、マユちゃんがカウンターの一番奥を指差した。
そのあと、私の隣にはまた、常連さんらしき人が来た。
そして、また、
「てつや、これか?」
って小指をたてた、常連さん。
「違うよー。もう、みんなしてさー。
私の友達だから。手ださないでよね!
既婚者だしー!!
よろしくねー。山ちゃん!」
マユちゃんが笑いながら言った。
てつやくんも私も笑った。。。
最近、知り合った彼は同じ年。
よく飲みに行くようになった居酒屋のマスター。
でも、彼は友達の弟。。。
よく飲みに行くようになった居酒屋のマスター。
でも、彼は友達の弟。。。
