宮沢賢治

 

 

 

雨にも負けず

 

 

 

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

欲はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分の勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず野原の

松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいよといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

誉められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしはなりたい

 

 

 

 

 

 

 

自分だけのことを考えるのではなく

 

人を思いやっていく素晴らしさ・・・

 

ついつい自分の欲に負けてしまう自分・・・ww

 

 

学校の国語で

アメニモマケズ、カゼニモマケズ・・・・・

そういうものに、わたしはなりたい

と脳裏にかすかに記憶に残っていた・・・

 

 

月日が過ぎて何十年も過ぎて

記憶がよみがえり

今本当に「そういうものにわたしはなりたい」

なれたらいいな~と

思っているけれど

なかなかなれない自分がいる(*_*)