大型教習の第一段階の最後には「修了検定」があります。この検定を突破すると、「仮免許」が交付され、路上教習をすることができます。

 

 

 MT普通免許を持っている人は最低12時間の教習を受け、修了検定に臨みます。(ここでは触れませんが、1発試験という方法もあります。)

 

 しかし、考えてみてください。

 1週間前に初めて大型トラックのハンドルを握った人が普通車の3倍ほどの長さの大型トラックで数々の課題に立ち向かうってヤバくないですか!?

 

 そんな感じに思いながら修了検定当日を迎えました。しかも合宿免許では、修了検定を1発で合格することを前提としてスケジュールが組まれており、午前に修了検定を終えると、午後には路上教習の予約が入っています! 

 

 

 当日は大雨や強風などの注意報が発令されるなど、生憎の天気でした。検定は午前中で、試験の注意事項やコースが発表されてから検定へ移ります。検定員は以前に教習で教わったことのある方で少し安心しました。

 

 検定は普通車同様、乗り込むところから始まります。緊張すると乗り込む際や発進時の後方確認などを忘れてしまうと思ったので、手順を書き出して事前に何度も練習して頭に入れました。そのほか、路端停止、隘路、S字などのあらゆる項目の注意点やポイントも紙に書き出して、何度もイメージトレーニングしました。

 

 検定は順調に進みました。上手くいかなかったのは隘路です。ハンドルを切りすぎてしまい、後輪が手前の線の内側にはみ出してしまいました。しかし、このような失敗をしたときの対処法もネットで調べて頭に入れていたので、落ち着いて1度の切り替えしで線の間に車体を収めることができました。1度のミスまでは減点なしです。

 

 その後も、ぎこちない動作ながらも大きなミスはなく最後まで検定を終えました。検定が終わった後は、ほかに検定を受けている人がいれば後部座席に同乗することもあります。「乗る必要あるのかな?」なんて最初は思いましたが、バスやタクシー以外でほかの人の運転する車に乗る機会は多くないので貴重です。自分の場合は大型の卒業検定に同乗したので、路上の運転の仕方など後々大変参考になりました。

 

 

 検定の結果は・・・・

 

 

 

 

 無事に合格しました!!

 

 

 信号で止まった時にギアをセカンドに入れ忘れてサードギアで発進をしてしまったことだけ言われました。検定中は全く気づかなかったです。点数は教えてくれなかったので、何点だったのかはわかりませんでした。

 

 ということで、次回からは第二段階、路上教習に入ります!!