プロボックスの交換(5月)
声帯を全摘した後、声を出すためには、食道と気道との間の橋渡しとなる器具(プロボックス)を装着しなければなりません。今日は、シャント発声をするのに必要なプロボックスの交換のため、がんセンターに行ってまいりました。3か月ごとに、プロボックスを交換しています。前回、1月の時に6ミリのプロボックスを装着してもらった後、全く声が出ず、2日後に再び外来し、8ミリのものを装着してもらいました。今回は、8ミリのものを装着したのですが、調子が悪く、その日のうちに10ミリに替えてもらいました。10ミリに替えるときは、麻酔なしに、先生が力づくでするため、かなり痛いです。血も出ます。その時の痛みは1週間続き、やはり我慢できないので、予約なしに緊急で診てもらいました。今回は余裕の長さで、15ミリを装着しました。すぐに声が出て、調子が良いです。ほっとし、気持ちが楽になりました。いつもプロボックス交換のときは、運命を感じます。プロボックス装着方法↓Provox Vega Insertion - YouTubeプロヴォックスエクストラフランジ装着方法 - YouTube