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 スバリ岳に登る途中からの針ノ木岳の雄姿。ザレの下りが急で長い!

 

 針ノ木岳からの立山と剣岳

 

1.日 時  令和6年7月23日
2.目的の山 針ノ木岳(2,821m)スバリ岳(2,752m)赤沢岳(2,678m)鳴沢岳(2,640m)岩小屋沢岳(2,623m)
3.メンバー  単独 
4.行動概要
○7/23  天気:晴れ一時雷雨 歩行距離:21.5km   累計高度(+):2,419m

 前夜に扇沢の無料ⓟまで370km移動して車中泊した。

 扇沢登山口3:03------4:15大沢小屋------7:00針ノ木峠・小屋7:09------8:10針ノ木岳8:35------9:17スバリ岳9:30------11:02赤沢岳11:25------12:13・13:12鳴沢岳------13:48新越山荘14:00------14:44岩小屋沢岳14:48------16:00種池小屋16:15------18:20柏原新道登山口------18:46第一無料ⓟ===0:40帰宅

 針ノ木岳にはこれまで7回ほど登っていた。(春山合宿73年と01年・冬山合宿74年・夏や秋の後立山縦走74年と00年・山スキー05年と10年)特に後立山の山々を集中的に春や冬の合宿対象の山として登っていた。

 今回の針ノ木サーキット(いつ頃からこの名称が使われたか不明だ。)については、昨年から日帰りで歩きたいと思っていた計画である。14時間20分が標準タイムのようだ。下山予定時間として16時を設定していた。今回はこれをオーバーしてしまった要因は、針ノ木雪渓のためのアイゼンを忘れたこと。コロナ感染の影響(体重が戻らない)を軽視したこと。そして鳴沢岳山頂での熊との遭遇である。針ノ木岳への登山からピッチが上がらず苦しい・辛い登りだった。もう楽しくない苦しいだけの登山はもうやるべきではないなぁ~と思った。

 

扇沢から出発です。

 

 

針ノ木雪渓に朝日が当たってきた。

 

朝のうちは雪が固く、ノーアイゼンのため慎重に登る。

 

急傾斜の雪面を登り終えてホッとする。

 

 

ここで冷たい水を確保した。

 

 

これから辿る赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳の峰々。右手に鹿島槍と爺が見える。


スバリ岳と赤沢岳。

 

針ノ木峠までの登山道はジグが切られていた。

 

ようやく針ノ木峠に着きました。

 

 針ノ木小屋にテン泊したのは、ブナ立尾根からの縦走の時だった。Hが小屋の日本酒を買い占めてきたのを思い出す。

 

槍と穂高の右手に裏銀座の山々と笠ヶ岳か。

 

右手奥には薬師岳と黒部五郎岳か。

 

富士山が見えた。

 

下方にテン場が見える。

 

鹿島槍と爺ヶ岳

 

針ノ木岳の山頂に立つ登山者が見えた。

 

高瀬ダム湖も見える。

 

 風の強い針ノ木岳山頂に着いた。後からたくさんの登山者が登ってきました。

 

黒部湖と立山連峰と剣岳。

 

 これから向かうスバリ岳から岩小屋沢岳までの山々。右手奥に鹿島槍と五竜岳。

 

蓮華岳を撮る。

 

スバリ岳への道。

 

急な長いザレの道を下る。

 

 

 

針ノ木岳を振り返る。

 

スバル岳に着きました。

 

黒部湖の縁取りが少ないのは水量が多いようだ。

 

赤沢岳への長い登りの稜線。

 

 

 

スバリ岳を振り返る。

 

スバリ岳をズーム!格好良い山容だね。

 

途中、扇沢駐車場が一望できた。

 

 

チシマギキョウかな。

 

 

鳴沢岳と岩小屋沢岳の奥に爺ヶ岳。

 

針ノ木岳と針ノ木峠。

 

針ノ木谷上部は急傾斜に見えるなぁ~!

 

 

 鳴沢岳山頂直下で遭遇した熊です。10mほどの距離でした。山頂にいる先行者三人は難を逃れた。その後熊はのっしのっしと登山道を下りてくるので、自分の後ろにいる5名はそれに合わせて下った。時間にして7~8分ほど下った。その後は熊が降りてこなかったが鞍部近くで15分ほど待機した。

 

 ようやく着いた鳴沢山頂です。2度登りしたので辛い登りでした。山頂からは直ぐに下山した。

 

新越山荘が見える。

 

 

ここでコカ・コーラを買いました。450円也。

 

正面に蓮華岳と針ノ木峠・針ノ木岳。

 

最後の山頂岩小屋沢岳を登る。見えているのは偽ピークです。

 

最後のピークに着きました。しかしここから種池小屋までが遠い!

 

 雷の音が強くなって大きな一発が落ちた。大粒の雨が降りだしたので、大急ぎで雨具を着たが、歩き出して10分ほどで止んでしまった。

 

 テン場を過ぎて種池山荘へ。たくさんの登山者が居ました。

 

 柏原新道を下ります。これがまた長い下りです。途中の駅見岬からは扇沢ⓟが見えます。

 

 遭難事故のケルンが積んであります。昭和45年5月の事故でした。

 

 柏原新道登山口に下りてきました。長野県のTBS系列の民放テレビ関係者がいました。顔を傷つけられた女性の熊事件について感想を聞かれましたが、その時に鳴沢岳の熊事件を話したところ鳴沢岳の熊事件の詳細を聞かれ、写真も提供しました。

 

 今回の針ノ木サーキットです出会った主な花達です。

 

ウツボグサ

 

ギボウシ

 

シモツケソウ

 

イワカガミとアオノツガザクラ

 

リュウキンカとダイモンジソウ

 

チングルマ

 

タカネシオガマ

 

シコタンソウ

 

シナノキンバイとミヤマキンポウゲ

 

トウヤクリンドウ

 

イワツメクサ

 

ウサギギク

 

ハクサンフウロウ

 

ハクサンチドリ

 

キヌガサソウ

 

サンカヨウ