pHメーターと並んで、土壌調査に必要なのがこのECメーター。電機の伝導度を測り、

土壌塩類の濃度を測定します。尿素等の有機化合物は測れませんね。窒素等、肥料の

多い少ない等を判断したり、塩類障害が出ないかどうかを検討します。pHとECは人間の

健康診断でいう身長体重に相当し、両方の数値を勘案し、土の良しあしを総合的に判断します。

これは蒸留水で1:5の比率で混ぜて、測定しますが、単位も細かく相当シビアに数値が出ます。


竹村電機製 CM55 市場価格45000円程度





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直接土壌に差し込み、pH(ピーエイチ)を測定しています。土が酸性かアルカリ性かを判定できます。

現場ではすぐに効果が確認できて、便利だが数値のばらつきが0.1単位くらいは発生しますね。蒸留水で土と混ぜる

タイプの測定器械もありますが、もっぱらこちらを使っています。そもそも作物は扱ってないので、多少の誤差は許容

できるし、水酸化物イオンだけが土壌条件を決めるわけではないですから。「ペーハー」と教わりましたが、「ピーエイチ」

が正しい読み方です。50年以上もまえから読み方は国際的にも統一していますが、未だに「ピーエイチ」が圧倒的。

去年の農業系大学卒業の若手社員に至っては、「ペンハー」でした。大学等の教育機関でもまだ未統一なんでしょうね

ホームセンターで約3000円でした。




半人前樹木医の道具から入ろう!ブログ-phメーター

やっぱり最初は木槌から。

幹を叩いて音で中が腐っているかどうか判断します。

赤樫のちょっと大きめの物にしました。平らなままだと、音が変わってしまうため、

一方だけ丸く削りました。これで幹を打つ角度が多少ずれても音は一定!!




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