目に映るものが変わらぬように
朝の日差しが目に届く

変わらぬ景色を行き交う空気
そこに他人は存在するのか
そこに個人は存在するのか
そこにわたしは存在するのか

リプレイされる毎日が
渦巻くように滞留する

今夜も変わらぬ夜の光に
聞き覚えのない猫の声が響く

とっさに振り返るわたしの動き
驚いた他人との触れ合いが一瞬弾ける
そこにわたしが存在したのに
猫の姿はすでにない

あの猫はわたしだけを
ここにおいてけぼりにして
わたしの居場所をうみだした