何故HPには一日数名来客があるのか…
更新する気配ないのに。したいけど暇がないというのが実情。

もうじき子持ちです。
子育て日記にでもするかね、これ。過去のがだいぶひどいけど


「…?」


それが私が取ることのできた最も正しい表現方法だと思う。
だってそうするしかないのよ。
私はれっきとしたマグル生まれの魔法使いで、ここホグワーツにきてからというもの、毎日が不思議なことだらけだった。驚きの連続よ。
でも今回ばかりは今までの生活の中で何とも言えない驚きと、自分が何か悪い夢を見ているんじゃないかという気持ちと、まあこれはこれで面白いのかもしれないという思いがいい具合に混ざり合って、さまざまな表現方法はあるにしても私は「?」というマークを頭の上に浮かべることしかできなかった。


だってそうでしょ?
1.いきなりグリフィンドール談話室の真ん中に日本のコタツ(って確か本には書いていた)があって。
2.そこにハリーが思いきり入って横になってる上に居眠りをしていて。
3.図書館で勉強していて、深夜ということもあって、談話室には誰もいない。
4.何よりもクルックシャンクスとヘドウィグがこともあろうに人語を介して会話をしていて。

これで「絶句しながら怪訝な顔をするな」と言われるほうが難しいわよ。。



もうじき12月の足音が聞こえてきそうなある年の冬。
深々と降り続く雪が音を吸い取り、どこまでも静まり返った城の中を私の革靴が建てる乾いた音で満たしながら、私は図書室からの帰り道をゆっくり歩いていた。
日付も変わりそうな時刻ではあったが、次の日は休日ということもあり今週詰め切れなかったことはきっちり詰めることができたと思う。

今日こそはゆっくりホットチョコを飲みながらベッドサイドでゆっくり小説を読んで(この間パパから誕生日プレゼントで貰ったの!今マグルの間で大人気の本らしいけど…「ソフィーの世界」って本当に有名なのかしら?)明日の朝位は朝寝坊をしてみようかと思いながらそおっと談話室のドアを合言葉で開けて(今秋の合言葉がマロニエって…よっぽど気まぐれでこの合言葉は決められてるみたいね)、中を覗いたら



「しーっ!だめですようそんなに強く押したりしたらぁ」

「かまわぬ。どうせこやつはそれくらいでは起きるほど今は過敏になっておらぬ」



って会話が聞こえてきた。







…誰?(汗)




少なくとも1人目の女の子のようにほわほわした空気を醸し出せる人を私は知らないし、2人目の腰に来そうな渋い声で素っ頓狂な内容を話すような人は噂にも聞いたことはない。
もしかしたら他寮の下級生が忍び込んでいたずらしてるのかもしれない、と思ってしっかり見てみたら冒頭の光景が広がっていたわけ。ほかにリアクションとりようがないでしょ?



「ねえ…なにしてるの?」



他に聞きようがない。




「おお、ご主人様ではないですか。このハリー・ポッターがこんなところで居眠りをしているのでね、やさしくつついてベッドへ帰るよう促していたのですよ」


「でもでもぅ、そんなにつついちゃかわいそうですよぅ」



このフクロウはこんな口調でしゃべるのか…ってそんなことはいまはどうでもいいの!




「ねえ、クルックシャンクス?私にはあなたが人の言葉を流暢に操っているような気がするんだけど?」


「どうやらそのようだね。ご主人様」




私の耳がおかしくなっていないとすれば、彼は間違いなく私と人の言葉で会話している。





「あのね、あのね、夕方にロニィがくれた飴があるでしょ?もしかしてそれをなめたんじゃないのですか?」



本当にこの声はこんな美しいフクロウから発せられているのだろうか…ではなくて。





「飴?貰ってなめたけど…どういうことなの?ヘドウィグ」


「あれはですねぇ~、フレッドっていう人が『バチュゲーミュ』っていいながら『弟たち3人組のうち1人に自分のペットの声がわかるように、ひとつだけWWWの新製品を混ぜてるんだ。』って言ってたんですよぅ~」



…噛んだ。可愛らしい。。




「私もそんな話を聞いたな。あれはジョージだったな。どうやら舐めると睡眠に落ちるまでの間、我々の声を言語として認識できるようだね。ロナルド君はそんなこともつゆ知らずにこのハリー・ポッターとご主人様に分け与えたうち、その当たりの飴がご主人にいきわたった。ということなのだろうね。」


「なるほどねえ・・これはすごい発明品だわ。」


「くっくっくっ。ご主人様らしい反応だ。普通の判断力しかない人間ならば大騒ぎになっているところだろうね。それとも『あの二人なら造りかねない』とある程度納得しておられるのですかな?」




十分驚いてるわよ。
むしろあなたの泰然自若とした態度は一体誰譲りなの…




「もしかしなくてもご主人譲りですよ」




クルックシャンクスがにっこり笑った気がした。

































「それで、もしかしたらハリーが自分たちの声がわかるんじゃないかと思って、こんな夜更けに頑張って声をかけて起こし続けてみたけど、爆睡しててみじんも起きる気配がない、ということね?」


「そのとおり」


「そうなのですぅ~」




中尾彬ばりの渋い声で優雅に話す猫と千秋のようなキンキン声のフクロウから得た情報をまとめるとこういうことらしい。
冬の入り口ということもあってさすがに談話室の暖炉とはいえ、徐々に冷えてきた。
なので私も一緒にコタツの中に入って、足もとのクルックシャンクスと机の上のヘドウィグの会話を聞いていた。
気づけば不思議な光景の仲間入りをしてすでに30分ほどたち、すっかり日付は変わっていた。




「あっ、わたしそろそろ狩りに行く時間なのでごゆじんさまのことよろしくですぅシャンクスー」


噛むな。




「了解。私のご主人もいるし心配は無用だ。心置きなく食料を確保してくるがよい」


「はあい~。あっそうだ!ハーマイオニーさん!」

「なあに?」


「ご主人のこと襲っちゃだめですよ?」

「しないわよ!」

「お静かに。今は夜中ですよ」




飼い猫にたしなめられた…orz





「それじゃあいってきまあすぅ~」



ヘドウィグは大きな翼をはためかせて天井へ舞い上がっていった。
そんなところにフクロウ用の出入り口があったとは知らなかったわ。




「さて、ちょっと聞きたいことがあるの。」


「はて、なんでしょう」

「そもそもこのコタツはどこから、誰が持ってきたのか知ってる?」


「いいえ、知りませんよ?私がここに来た時から既にありました。大方ホグズミードで誰かが面白がって買ってきたものの、大きいから自分たちの寝室には置けずにここに置いたんでしょう」

「ハリーは靴を脱いでるみたいだけど、やっぱりそういうものなのかしら?」


「この間ご主人が読んでた東洋の本にも書いてありましたよ。『コタツは靴を脱いで入る』と」

「そう…ってあなた!?文字まで読めるの!?」

「無論。伊達にあなたのペットを2年以上やってませんよ」







にこりとするわが愛しの飼い猫。
ここまで理性を持たれると飼い主の立場がないわ…ってちょっとまちなさい。







「あなた今文字が読める、そう言ったわね?」


「ええ」

「じゃあ毎日私が日記つけているのも、机の端に座って眺めていたけど…あなたもしかして」


「僭越ながら読ませていただいております」


「まさかハリーに言ってないわよね」


「おや?私の言葉が理解できているのは現時点でご主人だけだと思うのですが」

「あ、それもそうね…」


「大丈夫ですよ、日記の内容なんて口には出しませんから」






「…覚えてるのね?」







「ええ。仔細に。」























なんとしてでもフレッドとジョージにこの飴の生産を止めさせる手立てはないか考えている自分がいた。
























「それにしてもご主人様」


「…なあに?」

「ご主人様はハリー・ポッターのことを心から好いておられる、そうですね?」

「…日記の内容読まれてるし、あなたにはさんざん話して聞かせているものね…そうよ、私はハリーのことが好き。四六時中いつだってそこでグースカと寝ている男の子のことが大好きよ」


「そんなセリフを聞いて何度目になるでしょうか」

「うるさいわね」




こいつっ…
私育て方間違えたかしら…



そんなことを思う私をよそに彼はふたたび喋り出した。





「いえ先ほどですね、彼が非常に興味深いことを寝言で言っておりましてね」


「なんて?」

「それがご主人の名前を呟いているのですよ。今みたいに緊張感のかけらもない顔ではなく、にこにこと笑顔で喋っているものですから私はてっきり寝ぼけて私たちの会話をご主人の声と聞き間違えたのではないかと思いました」


「私はヘドウィグのような声ではないと思っていたけど」

「いえいえ、猫の私が言うのもなんですが、ご主人が彼のことを私に話している時に限り似たような声色ですよ。それもなかなか色っぽい。」





飼い猫に色っぽいなんて言われたのは世界広し、歴史は深しといえど私くらいなものじゃないだろうか。
悔しいけど「色っぽい」だなんて言われて(それも飼い猫に)赤くなってしまった。



「ご主人」



クルックシャンクスが喋りながら私の膝に飛び乗ってきた。
いつもこんな感じで私の膝に乗ってきていたのだろうか…そう考えるとちょっと笑いだしたい気分だ。




「なあに?」


「ハリー・ポッターのことを大事にしてあげてください」

「いきなりどうしたの?」


「私は普段ご主人に言葉で伝えることができません。だからこそ今のうちに伝えておこうと思ったのです。ハリー・ポッターは非常に勇敢です。しかし勇敢ゆえに周りのことを省みずに、果ては自分の生死すら省みずに行動する事すらあります」

「そうね…確かに彼はそんなところがあるわね。でもそれくらい私にもわかるわ。5年も好きだったんだもの。それくらい言葉にしなくても心得ているわ」


「話に聞くところ…先ほどのヘドウィグ嬢も以前話していたのですが」




ヘドウィグ嬢…なんだか変な響きね。




「彼はとても不幸な育ちだという。私も長いこと独りで育ってきたから彼の気持ちもよくわかるのです。私も親の顔を知らないし、彼も写真で見たことしかないという。そのうえ、世界の運命が彼の肩にのしかかっているというではありませんか。彼のことをサポートしてあげて欲しいのです。
どんなに彼が感情に流さになっても、ご主人がしっかり状況を判断して、彼の人生の手助けをしてあげて欲しいのです。このままであれば彼は無理やりにでも自分の運命を切り開こうとして周りの人々を傷つけてしまう予感がするのです。ご主人でなければ止められないような気がするのです。
彼を真剣に好いているご主人様でなければ」


「ありがとう…」






いつもしているようにぎゅーっとクルックシャンクスを抱きかかえて抱きしめてあげる。
いつものようにクルックシャンクスは喉をごろごろ鳴らしながら目を細めている。
クルックシャンクスの気持ちがわかったというのと、自分がいかにハリーにとって大切なのか、それを彼に教えられた気がしたから、いつもよりずーっと長い間抱きしめていた。



「…ねえ、クルックシャンクス?私に抱きしめられたらハリーもうれしいのかしら?」


「それはそうでしょう。ご主人には聞こえない小さい声でぼそぼそとご主人の名前を呼んでますからね。彼も相当

ご主人のことを好いているようだ。ならば嬉しくないはずなどないでしょう」


「…でもこうやってると別の男の人を抱きしめてる気になっちゃうけど…浮気にはならないわよね?」


「私をこうやって抱きしめていることが、ですか?」

「そう」


「ご主人が一途にハリー・ポッターのことを好いているということは私がよく知ってます。ついでにいうと、私は猫ですからね。飼い猫には飼い猫の嬉しさというものがあるのですよ」

「そっか」




もう一度ぎゅーっと抱きしめてあげた。













それからしばらくたってもハリーは目を覚まさなかった。
ほっぺをつねっても「う~ん」という言葉にならない言葉の返事しか返ってこないし、思い切り叩き起すのも悪いしで悩みに悩んだ結果、私は朝までここで本を読むことにした。
カーディガンを肩から羽織って膝の上にはクルックシャンクス。
ホットコーヒーも屋敷しもべ妖精に持ってきてもらって、甘い香りが私を包む。
そのうえ隣には大好きな人が静かに寝息を立てている。

これ以上ないくらい今は幸せ。
ハリーのこんな安らかな寝顔を見たことがあるのは、きっと女性ではハリーのお母様と私だけに違いない。ヘドウィグはハリーのペットだしね。
この上ない贅沢な環境で私は読書を進めながら、いつしか眠りに落ちていた。




朝方にハリーに肩をゆすられて目覚めたことは私とハリーだけの秘密。
クルックシャンクスはどこかにいってしまっていた。
























それにしてもこのコタツは一体誰が持ってきたのかしら。
この夜の最大にして最もどうでもいい謎だわ。




==

本家サイトにある「猫になった僕」の前に起こった出来事としてネタを前回の祭りから2年間温めていたものです。なので「コタツ」ネタを生かしきれないこの夏に出してしまったことを若干後悔してたりorz

ヘドウィグのウザさだけは譲れません。奇麗な顔しておいて声色は平野レミとかそんなんなんだと信じて疑いません。

珍しくハリーが一言もしゃべってないですね。その代りハーさんの毒舌が若干多めにw

…その辺もお楽しみいただければ幸いです。

こちらの小説ページ から「猫になった僕」を続けてお読みいただくと面白いかもしれません。

ハリーとつきあい始めて初めてのあたしの誕生日。
DAの活動後、例の部屋に残るようにハリーに言われた。



顔を真っ赤にして、最近のハリーらしくもなくしどろもどろになりながら手渡されたプレゼント。




…結構おおきな包み。なにかしら?




あけていい?って、聞いたら

「こ、この中には僕にとって、生涯で一番、た、大切なものが入ってる。」だって。


そうなんだ…一番大切なものを、あたしにくれるんだ…


ちょっと感動しながら包みをあけようとしたら、
ハリーったらいよいよ恥ずかしさに我慢できなくなっちゃったみたい。
あさっての方向を見ながらぎこちなく頭の癖毛をいじってる。
ハリーもかわいいところあるじゃない。





化粧箱のふたを開けると、なかにはきれいな鏡が入っていた。





あたしは鏡を取り出してのぞいてみた。











そこには涙でぼろぼろだけど、幸せそうな笑顔が映っていた。

ホグワーツ城内から退勤時間を間違えたような夏が徐々に消え去り、
広場の草原の上を思い出したように秋色の風が吹く。


そんなある日の昼下がり。



「非常に申し訳ないんだけど、一つ頼みを聞いてくれない?」

「なに?」



栗色の髪を揺らして振り返った。
今日はおさげか。それもまた新鮮だ。


「今の魔法薬学の板書を見せてくれないか」

 いつものように手を合わせて頼み込んでみる。

「…は?あなた今日は寝たりしてなかったでしょ?」
「単に板書が追いつかなかったんだ…」


…実は寝ていたとは言えない。
魔法で服の中につっかえ棒を出して思い切り寝ていただなんていえない。



「仕方ないわね。見せてあげるわ。夕食のときにちゃんと返してよね?」
「たすかるー!次の休み時間のときにでも返s」
「た・だ・し!条件があるわ」


 どっかの裁判ゲームのように指を刺しながら
 人の感謝の言葉を遮ってまでいう条件とはなんだろうか。


「そんな単純な理由であたしから借りるなんてことをするには、それなりの対価ってものが必要じゃない?」
「対価?」
「そっ。ただで何かが得られるほど世の中は甘くないのよ」


 ギヴアンドテイクってわけか。




「で、何がお望みだ?」
「そうねぇ…ハニーデュークス謹製の焼きプリンでどうかしら?」
「OK。というわけで早速ノート貸してくれ」
「交渉成立ね」





そんなこんなでハーマイオニーからノートを借りることが出来たわけだ。
これで今日の課題も出来る。明日もスネイプの授業はあるからね。
しかしハーマイオニー。迂闊だよ。
『ハリー大好き』って書いてあるノートを、名前の当人に貸すのはあまりにも迂闊だと思うんだ。


















まぁ『ハリー大好き』の下に『俺も好きだよ』って書いて返す僕もどうかと思うけど。





こうして医務室に運ばれ、翌朝に出て行くのも何度目だろうか。



月一回はこうしてアホみたいに苦い薬を飲まされ、熱にうなされてはこうして明け方の廊下を歩くことに違和感を感じなくなって久しい。
体はギシギシいうことがあるが、授業に支障が出るほどではない。
怪我の治療に体力を使う以前に、相当の体力を消耗しているから居眠りはするだろうけどね。
こんな包帯だらけの日に怪我人の居眠りを責めることができるのはスネイプくらいなものだと思う。

つまりはクィディッチをする時には箒から落ちるなってことさ。



でも階段は少し億劫だ、恐怖感の残滓が記憶になくても体に残っているのかもしれない。



その日、階段でなぜか付き添ってくれていたハーマイオニーに話しかけられた。
突飛も無い話だった。


「手、出しなさい」
「え?」
「いいから手を出しなさい」
「?…わかったよ」


意図が読めないが病み上がりだしいきなりつねられたりははしないだろう…たぶん。
いやもしや3日も昏睡状態で授業を欠席したことで怒ってるのか!?
もしくは…ばかばかしい。考えるだけ無駄だ。ハーマイオニーはそんなことしない。
「もしくは」の後に何を考えたのかって?
いわゆるベッドの下に何があるか、ってやつさ。男だけが共有するちょっと恥ずかしい話。
この話はまたいずれ。


なんて考えてたら、ハーマイオニーが手を握ってきた。

「な、なに?」
「あなたね…もう忘れたの?あなた箒から落ちたのよ」
「そうだねえ…でも痛みなんかもうな」
「支えてあげてるのよ。この階段急だしね」


 そういう意味か、ちょっと恥ずかしいが彼女なりに心配してくれてるってことだろう。
 甘えておいてもいいかな。


「わかったよ、よろしく頼む」
「妙に素直ね…」


 そんな言い方されるといつも素直じゃないみたいじゃないか。


「事実じゃない」



 orz



「まあいいわ。今日だけはわたしの言うことはちゃんと聞きなさい?」




一緒に階段を降りる。ゆっくりと一段ずつ。こんなにゆっくりと階段を降りるのは初めてだし、何よりこうやってハーマイオニーと手をつないで降りるのが初めてだった。


…いや初めてじゃないな。
引っ張られながら次の授業に向かうために階段を降りたことはあったし、毎年のように訪れる危ない目から逃れるために2人で全力ダッシュしたことはあった。


でも今みたいに「一緒に」という感じじゃなかった。
照れくさくなったので「もう大丈夫」と言おう思い隣にいる彼女を見る。


ハーマイオニーはとても真剣だった。
一段一段こちらの足元を見ながら、ちゃんと降りられているか顔を強張らせていた。
本気で、そう冗談なんて抜きに本気で俺を心配してくれているのだ。
そこまでされるほど身体的にはもう弱くもないし、むしろもうこれくらいじゃびくともしない。



「…ありがとう」


 柄にもなく素直に礼を言う。どうしても礼を言いたいと思ったから。



「別にたいしたことじゃないわよ」


 そうなのか…



「ハリーがいないと…グリフィンドールチームの勝利はないわけでしょ」


 それもそうかもしれんが、他のメンバーを軽く卑下してないか、その言い方。



「とにかくあんなのは二度といやなの」

「それでも俺を心配してくれてるんだろ?]


 だったら礼は言わないと…。



「ありがとう、ハーマイオニー」
「な!バッ、バカ!こんなのお礼を言われることじゃないわ!…みんな心配してたんだから」ジニーなんて泣き出しちゃうしロンだって自分のせいだってあっちこっちふらふらしてみてらんなかったんだから!」



 あいかわらず素直じゃない。

 この一晩のハーマイオニーの行動は(何故か)マクゴガナル先生に聞かされて知っているというのに。









だからちょっとだけいじめたくなった


魔が刺したとまではいかないけど、ね。








「君は?」
「え?え?なにが?」
「君は心配してくれた?」
「…ちょっとだけね、友達として…」
「違う。友達としてじゃない。ハーマイオニー・グレンジャーとして、ね」
「え…それはその、心配したわよ、当たり前でしょ」
「ふーん、それだけで一晩ホスピタルウイングで明かすかな?」
「う!え、えっと、だから…あ!もういいわね!」



いつのまにか階段は終わりだ。
ハーマイオニーの手が離れる。




「ねえハーマイオニー」
「なによ!さっきの話ならもうおしまい!」



 顔が真っ赤だぞ。



「また頼める?」
「え?」
「また一緒に階段を降りてくれる?」
「…うー、わかったわよ。ただしそのとき傍にあたしがいたらね!」






その後学校で俺が出歩く時はいつもハーマイオニーがくっついてきてた。
そんなについてこなくてもいいよ、と言うと、

「たまたま一緒になってるだけ!」

と言い訳した。でも顔が真っ赤だぞ。


頑なに否定しておきながら、しっかり手をつないで一緒にいてくれるのは変わらなかった。







そこかしこで手をつなぎながら階段の上り下りをする俺たちを恋人同士と勘違いしてしまう奴がいるのはしょうがないだろう。
俺たちを見るロンのニヤニヤ顔やドラコのなんともいえない顔が思い浮かぶ。














面倒だから否定もしないけどな。


すんまへんorz


そんなこんなで1年ほど放置していたブログもそろそろ復活させます。
ここにSS作品乗っけてこうかな、と。
ぼつぼつ乗せていきますんでよろしゅう。
2,3日フォトショップと対戦しているんですが、どーにもこーにもタブレットが上手く使えなくなってます…
ずっとマウスでイラストレーターと対戦してたからかなあ…凹

こーなったら初心に帰ってアナログ絵に挑戦です。
色鉛筆を引っ張り出してきてどうしようかと思案中…
明日に本書きして来週頭にアップできたらいいなあ

その前に財布の中がやばくてインクを買ってる余裕が無いです。
どうすんべ
絵を描きます。

更新します。

有言実行です。

割と描きたい構図があるのでがんばります。

ひたすら眠いです

やばいですこの眠さ

眠くて眠くて寝そうです



まあ暇なのですね……昨日忙しかった分反動が('A`)
こりゃ一日寝ることになりそうだ……


こんなブログはあかんわな