ほぼ、毎月伺っている虎白。
今回は石かわ、虎白、蓮の3店舗を3日連日で訪問することに。

この日もカウンターでお食事を楽しみました。
いつ来てもアットホームで居心地の良いお店。

この日の内容です。


★先付
手前はのどぐろの酒蒸し。
奥に蕪の酒蒸し、その上に芽葱。
のどぐろは皮面を香ばしく火入れされていて、香りも良く、身自体は独特な上品な脂は少し抑え目。
普段塩焼きなどで食べる時のかなり脂身が目立つ感じではなく、どちらかというとクエのような筋肉質な食感があります。
昼にものどぐろをいただいたのでこういうお料理で安心です。





★揚物
炊き上げた穴子と牛蒡の揚物。
ザクッといって身まですぐ歯が通るぐらいふわっとしています。
脇役の牛蒡の香りがとてつもなく良く、仄かな甘みもあり、美味しいです。





★お凌ぎ
もち米の上には、松葉蟹の身と蟹味噌を和えたもの。
その上は芽葱にキャビアが綺麗に盛り付けられてます。
前回の鰤に続きもち米シリーズは期待大です。
蟹の風味と甘味は申し分なく、そこに味噌の濃厚な香りと味が混ぜ合わさり、とどめにキャビア。
芽葱の仄かな辛味もかなりいいアクセントになってます。
旨い。。。





★お椀
甘鯛の真薯です。
何度口にしても繊細なお出汁。
甘鯛の味がとても甘く密度が高く絶品。





★お造り
活じめの平目。
裏ごししたあん肝をあえてます。
上は薬味を使った少し酸味と甘味のきいたゼリー。





★焼物
金目鯛は皮面を香ばしく炭で焼き上げたもの。右はゆっくり炒めた玉ねぎ。これが玉ねぎの甘味と香りが凝縮されてます。これを箸で崩し、金目鯛の身の上におき、山葵とともに頬張ると、すりたての山葵の香り、玉ねぎの香り、金目鯛の香ばしい香りが合わさり言葉が出ないです。





★冷し物
牛肉、原木椎茸、焼きナス。
黄身醤油、塩昆布。
上からスライスしたトリュフを。






★煮物
炭焼きの白子、筍、壬生菜。
筍を柔らかく炊いた時のお出汁。
筍は全くアクがなく、柔らかく甘みが強いです。






★お食事
炭焼きにした鰤、みじん切りにした生姜、葱で香り付けされています。
鰤は少し酸味はありましたが、とても脂身が乗っていて、炭焼きの香りが申し分ない。
いつものお味噌はしじみ?入っていたのかいつもとは違う味わいでした。







★デザート
いつもとはちょっと違ったデザート。
まるで人気のスイーツ店のような容器にはいってます。
中にはビターで甘さ控えめな濃厚のチョコレート、その上にホイップしたクリーム、ラムシロップとブランデーを合わせたソース。そして刻んだ黒トリュフ、香ばしく焼き上げたアーモンドを砕いたもの。
チョコにトリュフの香りが見事にマッチ。スイーツ店顔負けのデザートを最後に頂くことが出来、大満足です。









ご馳走様です。