単語カードの使い勝手の良さを甘くみてはいないだろうか。
TAC全答練で1桁順位をとっていた知り合いが300枚以上の大量の綴じきれない単語カードの穴にリングを通し、
毎日それを見返していたのを見てから、僕も単語カード作りに取り組みました!
書くのは重要論点で出てくる用語の定義、論証例、ファイナンス理論の算式等。
会社法の条文は書く必要がない。
何を暗記する必要があり、何を暗記する必要はないか判別すべし!
会計士受験生の方に向けて勉強のアドバイスをします。
ブログの内容でわからない事があれば気軽にメッセージして下さい。
頑張ろう。
前回の円安・円高の理解の続きです。
1.前提条件
(1)A社(3月決算)は、2013年4月末に予定されている原材料100ドル分のドル建輸入に関して、円安による決済金額の増加を懸念して、2013年1月末(直物為替相場1ドル=86円)にこの取引をヘッジするための為替予約を1ドル90円で行った。
(2)3月31日に決算日を迎えた。直物為替相場は96円だった。なお、単純化のため、先物為替相場は直物為替相場と同一であったものとする。
為替予約約定日(1月31日) 86円/ドル
為替予約約定価格 90円/ドル
決算日(3月31日) 96円/ドル
「円安による決済金額の増加を懸念して」とあるので、A社は仕入の支払の際に円安(ドルが高くなる)になって損する事を回避する為に為替予約をしているという事になります。
ここでもうちょっと背景を話します。ドル建輸入とは、A社は仕入元の会社から仕入商品を買う際にドルで支払うということ。輸入取引に関して、円で払うのかドルで払うのか、はたまたA社の海外銀行に預けてあるドル建預金口座から引き落とされるのかっていう話は契約によるのですが、今回はA社がドルを調達して仕入元に支払うという前提です。
決算日時点では、為替予約を行う事で、3月31日の直物為替相場1ドル=96円でなく、1ドル=90円で100ドルを調達出来る(6円分トクをしている)という事になります。
さらに補足しておくと、わざわざ90円で約定しないで、1月31日時点で、100ドル調達しちゃえばいいじゃんとも思うかもしれません。しかし管理会計で登場する資金管理のオペレーティングサイクルとかをイメージしてもらうとわかりますが、その時その時の資金繰の状況もあるので、企業もいつでもお金が用意出来るわけじゃないですからね。
為替予約の問題では、問題文を読んだ時点で「円安(高)になればトクする!」と判断出来る様になって下さい。
【1月31日】
仕訳なし
【3月31日】決算日
為替予約 600 繰延ヘッジ損益 600
デリバティブの基礎は円高と円安を理解する事が第一歩!
1ドル=90円 → 1ドル=80円 になるのが円高
1ドル=80円 → 1ドル=90円 になるのが円安
え、なんで90円から80円になるのに円高っていうの?とか最初はこんがらがるものです。
これには覚えやすいコツがあります。
円とドルは反比例の関係にあるのです。
つまり、円高の時はドル安、円安の時はドル高、にかならず円とドルは高い安いが反対になります。
このドル側を意識するのです!
1ドル=90円 → 1ドル=80円 になった時、ドルが安くなっている、円は逆だから円高
1ドル=80円 → 1ドル=90円 になった時は、ドルが高くなっている、だから、円安
最初はとにかくこれで円安になったのか、円高になったのかの判別をして下さい。
正確は理解は後から着いてきます。
これがどうデリバティブ取引の仕訳理解に役立つかは次回お話します!
頑張ろう!
1割は受験生のチカラではどうにもならない様な、奇問・変問・悪問が出ます。
勘弁して欲しいですが、会計士試験に限らず難関国家試験ではそういう問題が出るのは結構当たり前みたいです![]()
だから、よく、「100点取んなくても、75点で受かるんだから」という話をされる事があると思いますが、
実際には「1割悪問が出るから、残りの9割の中8割は解かなくてはならない」なのです。
これで90%×80%=72%
おいおい、72%じゃ危ないじゃんか。という声が聞こえてきそうですが、その通りです!72%じゃ危ない。
ですが、10%の悪問類、そして、実力でははっきりとした正答が出せなかった良問9割の内の2割、これらを足すと
10%+90%×20%=28%
これらは自分のチカラでははっきりと正答は導けなかったものの、短答式は五択なので、
当てずっぽうで平均20%は正解するはずです。
28%×20%=5.6%
これで77.6%で、ほぼ合格は間違いないラインになります!
5.6%は平均ですが、実際には、2,3問はヤマカンでも当てられるはず。74・5%ならイケるライン。
ここから何がいえるかというと、
1.10%の悪問には時間をかけない
2.基本良問は8割自力で正解しなければならない。
という事です。
良問(合格するであろう受験生なら正解してくるであろう問題)は必ず正解するぞ、という意識で学習に臨みましょう。
8割当てなきゃないんです、商則・商行為、切るべきじゃないですよね!
今年はTACの全答練は4月頭なんですね。
この一ヶ月間の計画をしっかり立てましょう。
計画のレベルは受験生のレベルによってそれぞれ。
・毎日TACに来よう。
・財務会計論(計算編)の例題を一通りつぶそう。
・アクセスを一回解き直そう。
・全科目についてこれまでの基礎答練・応用答練・アクセスを3回転しよう。
など、人それぞれ。
この計画を実行した際の反省を踏まえて、また第2回全答練の一ヶ月前からの計画を立てる。
またそこでの反省を踏まえて本試験の一ヶ月前からの計画を立てる。
この繰り返しです。
がんばれ~