感謝!!!
こんにちは。
宣伝マンKです。
遅くなりましたが、先日の「追い出しライブ」にお越し頂いた皆様、本当に、本当に有難うございました!
昨年、樋口さんが熊本に帰るという話を聞いて「じゃあ、追い出しますよ!」と。
何の気なしに言いだしっぺになって、このライブを企画しました。
企画をした以上、なんとか成功させたいという思いで、当初の4月1日に気持ちは向かっていました。
そこで起こった、東日本大震災。
停電や、節電、交通網の混乱といった影響が危惧される中での開催には困難であると判断し、延期という判断を致しました。
正直、当初のモチベーションから気持ちが折れました。
日々の震災の報道や、仕事上での色々なことが重なり、自分自身も何か前に踏み出せない状態でした。
これは、皆さんも同じだと思います。
東京という街に暮らしていながら、心が被災していた感じ。
「今こそ音楽の力を」なんてフラッグを作り、震災直後に会社に掲げたのに、今はその旗はありません。
音楽に関わる仕事をしていて、「音楽の力」を一番に信じなければいけないのに。
被災地にエールをという中で、僕と同じように、心が折れたり、心にもやもやを感じるような同じ会社の仲間に向けたメッセージのつもりだったけど、そのメッセージはいつの間にかなくなっている。
3月11日以降、なんとなく日々が過ぎている。
なんとなく。
闘うのか、逃げるのか?
どちらでもなく、ただただ戦況を見つめているような日々。
言いだしっぺの責任を果たすことで、自分自身も踏み出せる。
そんなことをこのライブに込めてました。
本当に、個人的な話ですみません。。。。
ステージに立つアーティストの想い、作り手側の想い。
池袋という場所でなければいけなかったこと。
森竹さんの素敵な演出。
学生時代にタイムスリップしたような時間。
リハーサルも無い中で、素晴らしい演奏をして頂いた、日フィルの皆様。
言いだしっぺとして満足いくライブだったかなと感じています。
本来自分の仕事は、CDを売るための仕事だけど、「ライブを作る」ということに関われて本当に良かった。
送別会や、結婚式の二次会とか、今まで色々企画してきたから、その延長だ!なんて考えていたけど、皆様は満足いただけたでしょうか?
東京は僕の故郷です。
この街で樋口さんが過ごした最後の約3年。
「手紙」という曲、そして、樋口さんと出会えて本当に良かった。
僕の音楽業界でのキャリアの中で、本当に濃密な日々でした。
もちろん、これからも続いていきます。
ただ、東京という僕の故郷を離れ熊本に戻るなら、地元の僕が企画しないで誰がやるんだと?
これが、最初のモチベーションです。
震災以降、折れてしまった色んなモチベーションの中で、このライブを終えたことで一歩踏み出せた気がします。
本当に、個人的な話ですみません。
皆さんも、日々大変だと思います。
樋口さんの「追い出しライブ」の裏側の、一人のスタッフのお話です。
「ぼくたちは」という曲にあるように、「頑張れ」という声がどこからか聞こえてきます。
また一緒にライブで同じ時間を皆さんと過ごしましょう!
今後とも宜しくお願い致します!