たった今、嬉しいことが起こった。
嬉しくてにやけてちょっと胸がきゅんとするような(笑)
とはいっても恋愛感情ではなく友情的な嬉しさでだ。誤解せぬよう。
突然YからLINEのメッセージがきた。
『あんた○○○(アプリの名前)もっちょん?』
あんたっておまえはオカンか。そう思いながらもそのアプリは既に俺のケータイに入っていた。
「もっちょんぞ」
※このアプリは、写真や動画といったメディアを合言葉を決めてアップロードし、そのデータを渡したい人にあらかじめ合言葉を教えておくことで、受け取る人が同じ合言葉を入力するとデータのダウンロードが可能になるというもの。
もちろんお互いが同じそのアプリを持っていないといけない。
俺はこのメッセージを受け取って数秒で得意の妄想力が働いた。
でももしそうじゃなかったらと思うとちょっと怖かった。が、俺の妄想予報は当たっていた。
合言葉を入れダウンロード画面へ。
そこには以前俺とYがショーの曲決めでほぼ確定となった曲で振り付けし、自身で踊るYの姿があった。その動画時間約30秒。
俺は嬉しかった。
前よりも更に確信した。このショーは実現する。揺るがないものとなった。
こいつは、ショーのこと本気で考えてくれてる。
こんな嬉しい気持ち、最近なってなかった気がする。
いや、似たような嬉しさは2ヶ月程前にあったか。これは別の仲間からもらった言葉だが、機会があればいつか話そう。
とにかく何度も言うが、俺は嬉しいのだ。やるっきゃないのだ。
数日前にギプスからサポーターに進化した。
しかしまだ痛みがあるし、筋力の低下もあってうまく左足が動かない。動かすのが怖い。
しかもこんな時に限って舞台の本番が近い。所属している劇団の上の人であり、僕の恩師でもあるダンスの先生にFacebookのコメントで「まだ踊るな」と釘を打たれたばかりだ。
でも筋力取り戻さなきゃいけない、踊る感覚を取り戻さなきゃいけない。
整形外科の先生も軽く踊ることに関してはダメとは言わなかった。徐々に慣らせと。
それにサポーターといってもそこらへんのサポーターとは違い、2万円弱する強者なのだ。
マジックテープが6箇所もあり、毎回付け外しがこの上なく面倒だ。
面倒なだけあってしっかりとした固定感が得られるのだが。
そういうこともあり、少し動くのは大丈夫だと思う。
というかサポーターに進化したその日に数時間ストリートで踊ったのだ。
やっぱり踊りたい。その気持ちが一番だった。
舞台どうこうよりも、3週間も踊ってなかったのだ。そりゃ踊りたい。ダンス好きなんだから。
無理はかけないように。その足をかばって反対の足を怪我することがないように。
自分なりにある程度気は張っているつもりだ。そもそもビビリだし。
と。まあここまでの話をまとめると、嬉しさと不安のようなものを混ぜ合わせると嬉しさが勝つということだ。
トリックオアトリート。
今日はハロウィン。
ま、仮装するわけでもないけど(笑)
皆さん良いハロウィンを!
