【感想】ドラマ ONE DAY を見終えて・・・ | 発達障害の子供たちとのグレーな日常

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発達障害の特性を持った子供たちとの日常や親の悩みとその解決を綴っています。イラストを描く時間ないので時間がほしいとお願いしたいです。たくさんのフォローありがとうございます!!

月曜日の夜に放送していたドラマ『ONE DAY』ですが

 

何とか見終えることができました!

 

途中で、リタイアした人が続出とか見たので

個人的に良し悪しをまとめてみました。

 

悪かったところ

・物語序盤の展開が雑特にレストラン編

・キャラクターが深掘りされていない

・錯綜させるストーリーを作るのはとても大変だと思わされた

・後半、大きなヒントを出しすぎて展開が見えてしまった

・一つの地域に絞ったため、窮屈な印象がある

 

良かったところ

・一日に起こるストーリを錯綜させる試みはとても良かった

・錯綜させるにあたり、話を分かりやすくしようという感じが見えた

・俳優さんたちの演技力は言わずもがな

 

 

以下、その理由を・・・

 

悪かったところ

・物語序盤の展開が雑。特にレストラン編

 

気になって撮って観たものの最初の3・4話あたりまでちょっと観ることがしんどかったです。

 

というのも、レストラン編のシーンで登場人物たちのやり取りが私にはまったく合いませんでした・・・

 

特に、デミグラスソースをダメにしたことを何話も引っ張っていたあの展開はとにかく見ていて不快でした・・・

これに、何時間かけてたのか・・・

適宜入る謎の不必要と感じるうんちく・・・

レストラン編だけは、感情移入が最後までできませんでした。

 

結局、うんちくの内容はストーリーに絡んでないし!!

 

2・3話あたりは、レストラン編は飛ばしてしまいました。

 

 

 

けれど、逃亡編と地方TV局編は比較的観れたので、最後どうなるのか気にさせてくれました。

 

個人的には、6話あたりから全体的に面白くなってきた印象です。

 

3つの物語が錯綜しながら進むストーリー展開は、結構好みなので2編を中心に楽しみました。

 

・・・ある意味4つのストーリーかな?🐶

 

 

このドラマは、前半の5話を乗り越えると面白くなってきます。。。

 

って、連ドラでこれはちょっといかがなものかな?とも思います。物語の導入で躓いてしまっているようにも見られました。

 

 

つづいて

・キャラクターが深掘りされていない

ストーリーや設定は良かったので、もう少し序盤にキャラクターを深掘りした展開があると、中盤以降ももっと楽しめたのかなと思います。

逃亡犯は、記憶喪失なので周りの人間が元々どういう人間だったのかを回想を入れてこんな時こんな感じだったとか、それぞれで描いてくれると良かったのになあと。

なんで、2年の予定が5年もやってるんだい?どんな理由があるんだい?等々・・・

 

キャスターは、報道に対する熱意がどうしてここまで強くなったのかの過程がなく、とにかく報道!報道!って勢いだけに感じる。

 

コックも、どういう思いで店を継いでいるなか等々、

 

組織の人間も、なぜそこまで取引にこだわるのか?逃亡犯との関係性はどれほどのものなのか?描写がほとんどないので、どれほど危険な人間なのか否かもほとんどわからずじまい・・・

 

物語の端々に、気にさせるような言い回しがあったのに、さらっと「こんなの感じだった」的なことで終わらせてしまったため、見ている側は置いて行かれている感じでした。

結果、ほとんど感情移入ができないという・・・

 

何?TV局の社長の子供のくだり、あんな中途半端なの入れるんなら、キャスターのバックボーンを入れなさいよと思いました。

 

 

・後半、主要人物・組織が少なすぎて先の展開が見えてしまった

 

あまりにも、後半の展開が早すぎて主要人物も少ないため、少ないヒントでも大きなヒントになってしまう。これができるのはあの人しかいないじゃん。とか、この人がこう動かないと話は破綻しちゃうからこうなるな・・・って感じでした。

結局、その通りになって「ああ、やっぱり」という展開でした。

 

・錯綜させるストーリーを作るのはとても大変だと思わされた

きっと、錯綜した1日のストーリーをやりたいとどこかで話があって、それに合わせた急ごしらえのドラマだったのかなと思ってしまいました。

 

急いで作ったため、ロジックの破綻がないことに集中してしまい、キャラの深掘りができず全体的なストーリーが雑になってい待ったのかな?と思いました。

 

 

・一つの地域に絞ったため、窮屈な印象がある

これも、こだわりの一つだったのでしょうか。

一つの地域に絞りすぎたため、行動範囲が窮屈になりストーリーが間延びしたと感じる原因の一つではないでしょうか。

限られた地域の約24時間に起こる出来事を約11時間でまとめるのは、やはり無理があるようにも思えました。移動も限られるのですぐ着いちゃうし時間も余るでしょ?

 

 

 

 

 

良かったところ

・一日に起こるストーリを錯綜させる試みはとても良かった

試みとしては、良かったと思います

 

・錯綜させるにあたり、話を分かりやすくしようという感じが見えた

グダグダなところは、ストーリーをわかりやすくするためにゆっくりにしたのかな?

 

・俳優さんたちの演技力は言わずもがな

なだけに、もったいない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

結果的に、限られた地域で限られた人物だけで起きた事件。いわゆるクローズドサークル、箱庭の出来事の印象でした。

 

 

ストーリーや設定は良かったので、もう少し序盤を前倒しにして3話にレストラン編・4話にテレビ局編5話に逃亡犯編(組織)のバックボーンを挟んで深掘りした展開があると、6話以降ももっと楽しめたのかなと思います。

というか、個人的には見たかった・・・

 

 

連ドラでは、宿命なのでしょうが先を想像してしまい、材料も限られすぎたため良くも悪くも想像を超える展開がなかったのはちょっと物足りなさがありました。

 

錯綜するストーリーを考えるのは、大変なことです。

 

よほど練りに練らないと難しいので、センスが問われますが、6話以降は全く見れないという訳でもなかったのでレストラン編以外、楽しむことができました。

 

 

ちょっとネタバレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てか、逃亡犯よ・・・

 

どのタイミングで記憶が戻ったんだい?

 

 

もう少し、丁寧な描写が欲しかったよ・・・