プロローグ


年齢?


17歳。


親?


いない。


みなしご?


そうでもない


彼氏?


ずっといる。


この話?


実話。



第一章:前彼


うざい。

なんでこんなうざいんだ!!!


「みずほー・・・みずほってばー・・・」


そう。あたしがうざいと思っているのは、コイツだ。

1分でも黙る事ができない、執着心と、嫉妬心・・それから・・・束縛の激しい、あたしの彼氏。


こいつは・・・指輪を買うために、ジュエリーショップに行こうと言って無視をしているあたしの名前を呼ぶ。


「なに?指輪ならもうあるでしょう?」


「ちがうよ。1年記念の指輪だよ?」


はい?

じゃあなにか。

お前は・・・2年目にはまた指輪をくれるのか?

指輪ばっかもってたらどれがどれだかわからねーだろ!!!!

5年したら家まで買うと言っている。

いらねーしwww

家とか・・・・どんだけ束縛したら気が済むのさ・・・


「ねえ・・・みず・・・・」


「うるさい。」


終了。

コイツはあたしが一言真顔で言えば黙る。

でも、そうでないときは調子に乗る。


「帰る。」

いつもあたしはこの一言を言う。

コイツがとめてこようとそうでなかろうと、あたしは帰るのだ。


家につけば、携帯がなる。

カノンのメロディーが流れる。

これは、アイツの電話の着信音。

私は、別れようと思って通話ボタンを押した。

携帯からは、泣き声。


「ごめんよぉー・・・俺が悪かったってばー・・・」


いつもこうだよ・・・。


「別れよう。」


「なんで?なんでそんな事いうの?」


女々しい。うざい。重たい。


携帯を無言で切って、パソコンの前に行って、無料通話ができる、通話サイト。

skypeだ。

そこにいけばわかってくれる人がいる。


最近ゲームコミュニティーサイトで出逢った、ケイタさんに通話をかけた。


発信音が鳴り響いて、ケイタさんが出た。


「もしもし?あ、みずほさんか。どうしたの?」


今までの過程を全て話した。

そしたら・・。


「そうなんだ。」

「この会議に入れていい?」