剣道の練習を見に体育館にいた。祖父が剣道の先生ということもあり、幼稚園くらいから週一で見に来ていた。
その日の帰りの車で祖父が剣道やらないかと提案してきた。家に帰って母と3人で相談した。母はやりたいんだったらやったらと薦めてくれた。祖父の提案を拒否することなんて当時の僕には到底できない。
2年生の冬くらいまでは基本の練習で、防具をつけることはなかったが、年が明けると本格的に防具をつけて練習をすることになった。夏くらいには防具にも慣れた。
夏になると汗を大量にかくのだ。防具は洗えないからそのまま防具袋にぶっこむ。
防具袋は密閉するため蒸れて、汗臭くなるのだ。
次の日練習があったため、用意をしようと思って防具袋を開けると異常に臭かった。
でも中毒性のある臭いで何度も顔を突っ込んで匂ってしまった。特に小手が臭かった。手にはめて手に付いた臭いを楽しんだり、直接嗅いだりした。
これが最初に汗臭いものを嗅いだ瞬間であり、汗臭いものフェチになった時だ。 つづく