風に呼ばれていつもの場所へ楽器を片手に赴く。

夜空は雲で覆われて、女王もお目にかかれないのが残念だ。

それでも風が柔らかだから、少しだけ奏でてみる気になった。
今、飲んでるお酒が無くなるまで。


奏でている時は心が和らぐ。
和らぐ程に鮮やかな旋律になる事が皮肉でしかない。

少し冷え込んできたから後少しだけ奏でたら帰ろう。
今日の音色は少しだけ気に入ったから。