ほんの1年前まで未来が見えていませんでした。
何となく勉強して大学に編入して卒業して旅行関係の仕事に就くだろう、としか。
将来的にしたいことも決まっていなくて、そんな自分に不安も感じていました。
今年一年もあと1ヶ月で終わってしまいます。
今年は私にとって、辛い年でもあったし変わった年でもありました。
今年前半は、勉強に身が入らず、悲惨な成績を残しました。
恋人との急な別れからの精神的な苦痛もあったし、勉強に対してのやる気が無かったのです。
つまり、自分に甘えていたんだと思います。
それに対して後半は、将来に対する考え方が変わった時期でした。
勉強に対しての考え方も少しずつ変わってきました。
ある活動グループに入ってから変わったと思います。
そのグループは、留学生を応援する日本人のグループで、去年の末からお世話になっています。
主な活動は、月に二回ほどのミーティング、イベントの主催や就職支援などです。
リーダーをやっている方はアメリカの大学を出られて、今はアスレチックトレーナーとして活躍されている方で、とっても熱い人です(^^)
「未来へ.com」という名前で、メンバーは日本人ばかりです。
このグループが目指しているのは、学生と卒業生とのコネクションを作ったり、自分のやりたいことを本人の力で見つけるお手伝い、です。
わかり易く説明できないんですけど、「自分探しのお手伝い」という感じだと思います。
このグループに入ったのがきっかけで、私は将来やりたいことが見つかりました。
というのも、アメリカのホテルで働いている先輩方とお話しする機会をいただいたのです。
日本の大学に行っていれば、OB、OGの方々と話す機会は良くありますが、アメリカにいる場合そういう機会は少ないとおもいます。
その先輩方と話をしていく中で、将来的に何をしたいかというのが少し見えてきた気がしたのです。
この出来事は、私の勉強に対する考え方も変えてくれました。
今まで何となく受けていた授業も、内容を深く理解できるようになったのです。
授業が楽しいと思えるようになったのには驚きました(笑)
それと同時に、自分に足りないもの、これから必要なものにも気付きました。
こちらでの勉強はやはり日本のものとは全然違います。
たとえば今、「ホテルの中における人間関係」について学ぶクラスをとっているのですが、内容的には「有効的な従業員のトレーニングの仕方」や「他の部署や上司と部下の関係図」といった感じです。
お気づきかも知れませんが、どちらかというと内容的には既に働いてる方や、上に立つ立場の方向けなのです。
確かにそういったことを学ぶのは大切だと思います。
ですが、本当に大切なのは知識よりも経験、だと私は思うのです。
日本では、ホテルで働いてる方々はよっぽどのことが無い限り、はじめはベルやハウスキーピングから始まります。
つまり、「どうやって人をマネージメントしていくか」より、「ホスピタリティとは何か」とか「お客様に満足していただけるサービスとは何か」を学ぶべきだと思うのです。
確かにアメリカでは、大学を出た人たちは経理や経営部に入る方が多いと思います。
ベルやハウスキーピングは高校を卒業してすぐ働いている方や外国人の方のほうが大半だと思います。
なので私はアメリカの大学で学ぶよりは、日本に帰って経験をつみたいと思い始めるようになりました。
留学した当初は、短大から編入して4大を卒業する予定でした。
でもそれでは日本に帰ったときに、使えない人材になる気がして怖いのです。
こちらで学生生活を送った分、正しい敬語の使い方を知らないし、日本のこともあまり知りません。
なので私は短大を卒業したら、4大には行かず日本に帰る道を選びました。
でもならなぜ留学したのか?となりますが…。
私は留学したことについては全く後悔していません。
というよりは、「やっぱり留学してよかった」と思っています。
語学的な面ではもちろん、留学したことによって日本という国を世界から見れたからです。
留学しないと分からなかった事、知らなかった事はとても沢山あります。
留学してなかったら今の私はいなかったし、ずっと、昔のままの夢の無い人間だったと思います。
アメリカに来てすべてが変わったし、充実感や責任感、共同生活の大変さ、他人との付き合い方、いろいろな事を学べました。
かけがえの無い友人も沢山出来たし、自分をマネージメントする大変さも知りました。
その反面、アメリカにいたから出来なかったこともあると思うのです。
昔から弱かった漢字の書き取りがさらに苦手になったし、敬語の使い方も忘れてしまったし、しょっちゅう日本語を間違うようになりました。
日本の首相が誰なのか分からなかったし(私の中では小泉さんで止まっていました^^;)、時事については全くといっていいほど知りません。
日本で就職したいなら知っていないといけないこと、例えば敬語だったりローカルな情報だったり。
実際には、ホテルで働いている方々からすると、帰国子女というのはとても扱いづらいそうです。
言葉遣いや人間関係に対する考え方の違いなど、問題は沢山あるそうです。
それを知ったときはとてもショックでした。でも同時に、自分に足りないものを再確認しました。
日本で働きたいし、その気持ちは日々強くなるばかりです。