こんにちは。

 

6月になりました。雨雨の日は気圧が下がりやる気が湧き上がりませんよね。

 

さて、大学入試でも4技能が求められる時代に突入しつつあります。

 

その中で日本人が最も苦手とするのはスピーキングと言われています。

 

英会話で場数を踏むのも勿論大事なのですが、今日は一人でできるスピーキング練習法についてお話しします。

 

私自身は留学経験はありませんが、大学の英語の授業では今では帰国子女や先生と対等に話すことができるようになりました。

 

以下のことを実戦すれば純ジャパでも十分話せるようになるはず!筋肉

初級者の方は3まででOK

 

1単語・フレーズを覚える⇒文を作ってみる

伸びない人の例)「effortは努力、ね。じゃ次。dawnは夜明け。ふむふむ。次。」

伸びる人の例)「effortは努力。I made efforts to finish my homework. のように使うのか。」

 

大学入試用の単語帳は基本的に例文が載っているので、それを使って練習するといいと思います。少し単語を変えて練習すると効果アップ!?

 

2話すときに型を決める

 

Writingでもそうなのですが、初めのうちは「この構文を使おう」というのを即座に判断できることが非常に重要になります。

例えばこんなのもその例です。

 意見を言いたいな⇒I thinkを使おう。/in my opinionを使おう。

 

こうした積み重ねが英語の発想に近づけてくれます。

 

3テキストを音読する

 

教科書でも参考書でもいいです。自分で正しい発音で挑戦してみましょう。

 

お勧めはリスニング教材。スクリプトを見れるし音声も聞ける。

オーバーラッピング(スクリプトを見ながら音声と同じ速度で読む)も効果的。

リスニングとスピーキングは表裏一体です。

 

音読のための音読になってはいけません。必ず意味を理解しながら読む。

 

自分が内容を理解できるレベルの英文で練習しましょう。いきなり早慶レベルを音読するのは恐らく早計時期尚早です。

 

4スピーチをしてみる

 

例えばWritingの課題で、

 

What role should the United Nations play in international politics?

(国連は国際政治においてどのような役割を果たすべきか)

 

というテーマがあったとしましょう。

これのスピーチを一分程度やってみましょう。

 

その際に注意すべきことは、

理由を考える

ことです。

 

これはイギリス人の先生が言っていたことなのですが、

「単語や文法を知っているのに話せない人が多い。彼らの多くは、I think it's good. といった後に黙り込んでしまう。」

 

つまり、自分の発言や考えに対し、正当な理由が整理できてないことが多いのです。

 

この話題なら、

I think the UN has to play three major roles. The first role is to secure the protection of human rights. For instance, the UN shuold take the initiatives in preventing the government of China from depriving the citizens of the freedom of speech. The second.....

 

のように理由をしっかり述べることが大事です。日本語でも社会にでたら「それはどういうことか説明してもらえる?」といったことが日常茶飯事でしょう。その際に合理的な理由を言える人は高く評価されます。VICE VERSA(逆も然り)

 

ですから常日頃から、自分の意見をもつ、根拠をもつ、ということをしておきましょう。

それは英語のみならず社会全般で役立つはずです。

 

些細なことでも何か一言加えてみましょう。余計と思うくらいがちょうどいいかも。

I got injured yesterday. (昨日けがしちゃった)だけで終わらず

It was so painful.(めっちゃ痛かった)を加えるだけでもOK

 

5録音する三度のスピーチ法

 

同じ話題について三度スピーチを繰り返します。

最初の制限時間は約2分ほどとします。

必ず録音をしてください。自分の声の現実と理想のギャップに打ちのめされないよう注意

 

<最初の一回>

やってみましょう。多分言葉に詰まります。self-correctionをしながらでいいので頑張って論理的に組み立てましょう。

<二回目>

一回目よりは考えがまとまるのでスムーズになります。発音なども改善します。

<三回目>

制限時間を30秒ほど短くします。おそらくそれでも十分。fluencyが増し、self-correctionの回数も減るはず。

 

これをやればかなりの力がつくと先ほどのイギリス人の先生も勧めていました。

アウトプットは本当に大事です。