「横浜サイエンスフロンティア高校」設立のドラマ (AGORIAメールから転載)
アゴリア デイリーニュースの5月26日の文章を転載させていただきます。
こういった仕事に巡り合えるのはしあわせだな、と感じました。
以下、転載
「それは一枚の辞令で始まった・・・」スポットが当たった横浜市教育委員会
事務局・科学技術高校整備担当部長の内田茂氏。理系離れに「科学」で挑むべ
く、30年ぶりとなる市立高校の設立任命。その準備期間はわずか2年間。開校準
備はドラマの連続でした。
東京大学名誉教授である和田昭允氏をスーパーアドバイザーに招く為、学校名
変更すべく、科学者へのアンケートを誘導し、やっと意向を汲み入れます。そ
の名は「横浜サイエンスフロンティア高校」。
校長選定は、教育現場に出かけ「適任者を知りませんか?」と聞いて廻った様
です。そして、現場で伝説となっている佐藤春夫氏と出会います。何度も断ら
れる中、佐藤氏の琴線に触れ、口説き落とします。
講師陣には、枠に収まりきれない個性派の7人を集めます。彼らは、情熱溢れる
「7人の侍」。準備期間中は、生徒集めに、営業マン活動も進めます。
建設費95億円は、PFI方式と寄付で資金調達、大学院レベルの機材を揃えます。
運営も異例。55分/90分の変則授業、ガラス張り教室、校則・チャイム無し、
顕微鏡は一人一台、フリーPCは廊下に設置。「和田サロン」なる特別室には、
毎土曜、和田氏やスーパーアドバイザーが詰め、講義や談議に華を咲かせます。
建設途中でパンフレット掲載写真が無く、和田氏を通じ東京大学「ニュートン
のリンゴの木」からクローン苗を入手、これを掲載します。
スーパーアドバイザーには、和田氏、小柴昌俊氏、有馬朗人氏、Harold Kroto
氏、藤島昭氏が名前を連ねます。
校歌には、横浜市出身シンガーソングライターであるオオゼキタク氏に依頼。
開校式では氏が熱唱します。
内田氏は、これほどまでに情熱を注ぐ理由について、「恵まれない環境の子に、
学ぶ場を作ってあげたかった」と言います。
今春の入学試験は、5.21倍と公立高トップの競争率、最難関校近い合格レベル
で、目標をクリア。佐藤氏が校長就任早々、教育委員会幹部を前に「生徒の1/3
を現役で国公立大学へ進学させます」との大胆目標が、現実的に思えます。
「東大に何人はいるか?ではなく、狙うのはノーベル賞だから・・・」と、30
年後の成果を夢見る内田氏。新校設立プロジェクト終了を開校式出席で迎え、
静かに校舎から立ち去ります。次なる辞令を求めて・・・。
こういった仕事に巡り合えるのはしあわせだな、と感じました。
以下、転載
「それは一枚の辞令で始まった・・・」
事務局・科学技術高校整備担当部長の内田茂氏。理系離れに「
く、30年ぶりとなる市立高校の設立任命。
備はドラマの連続でした。
東京大学名誉教授である和田昭允氏をスーパーアドバイザーに招く
変更すべく、科学者へのアンケートを誘導し、
の名は「横浜サイエンスフロンティア高校」。
校長選定は、教育現場に出かけ「適任者を知りませんか?」
です。そして、現場で伝説となっている佐藤春夫氏と出会います。
れる中、佐藤氏の琴線に触れ、口説き落とします。
講師陣には、枠に収まりきれない個性派の7人を集めます。
「7人の侍」。準備期間中は、生徒集めに、
建設費95億円は、PFI方式と寄付で資金調達、
運営も異例。55分/90分の変則授業、ガラス張り教室、校則・
顕微鏡は一人一台、フリーPCは廊下に設置。「和田サロン」
毎土曜、和田氏やスーパーアドバイザーが詰め、
建設途中でパンフレット掲載写真が無く、和田氏を通じ東京大学「
のリンゴの木」からクローン苗を入手、これを掲載します。
スーパーアドバイザーには、和田氏、小柴昌俊氏、有馬朗人氏、
氏、藤島昭氏が名前を連ねます。
校歌には、
開校式では氏が熱唱します。
内田氏は、これほどまでに情熱を注ぐ理由について、「
学ぶ場を作ってあげたかった」と言います。
今春の入学試験は、5.21倍と公立高トップの競争率、
で、目標をクリア。佐藤氏が校長就任早々、
を現役で国公立大学へ進学させます」との大胆目標が、
「東大に何人はいるか?ではなく、狙うのはノーベル賞だから・・
年後の成果を夢見る内田氏。
静かに校舎から立ち去ります。次なる辞令を求めて・・・。

