「さいくろん」関連情報、ということで・・・

転少女さんの2ndシングル「さいくろん」のリリースに先立って、下記の動画が公開されました。

そこらへんに転がってそうなのが「みくみくにしてあげる♪」歌ってみた



ニコニコ動画をよくご覧になる方も、そうでない方も一度は聴いたことがあると思われる、お馴染みのみっくみくでして、元動画は2分弱のショートバージョンですが、この動画およびCDに収録されるのは、フルバージョンである「みんなみくみくにしてあげる♪」になります。

ちなみに、オケに関しては作り直していますが、原曲のイメージやバックグラウンドを考慮して、かなり忠実に踏襲したテイストにしました。
（トラック制作を手掛けた方は、誰もが知るとある芸能人のアレンジャーの中の人だったりします。）
ボーカルレコーディングのディレクションは僕が担当させていただきましたが、そりゃあもう死ぬ程緊張しましたよ（汗）

制作の裏話はいろいろあったりはするのですが、今回の動画に関する意義的なお話をひとつ・・・

1stシングル「すぱいらる」から2ndシングル「さいくろん」を通じて、転少女さんの転がる範囲が拡大していく様子を表現したいという思いがありまして、また、文化放送のラジオ番組「転ばぬ咲のtwo way」を通じて、やはりこの番組があったからこそ今回の企画が実現出来たということを知ってもらいたくて、更にはニコニコ動画の"歌ってみた"カテゴリの魅力や多様性が、こういったカルチャーを知らない人達に少しでも伝わればと思いまして、そしてそして何より転少女さんと、そして藤田咲さんの魅力をお伝えしたくて・・・様々な思いを持って、実現に至った次第です。

もちろん、裏では多くの関係者のご協力やご尽力があって、プロデューサーという立場の僕としましても感謝の気持ちで一杯ではありますが、そういった話はさて置き、何はともあれ、動画を純粋に楽しんでいただいて、色々な思いを馳せていただければ幸いです！！

また、着うた配信も同時にスタートしました！

転少女、Oster projectによる書下ろし楽曲を着うた配信開始！！

ラジオ番組のテーマソングにもなっているOsterさんの「メロンソーダライフ」は、書き下ろしていただいたのもあって、まさに転少女さんを象徴するようなポジティブな楽曲になっていますので、こちらもぜひぜひチェックしてみてください！
なお、藤田咲さんに作詞していただいた楽曲「faith」は、大変恐縮ながら僕が作曲を担当させていただきました！
他の楽曲とは少し傾向を変えて、切ないロックアレンジの楽曲にしてみましたが、転少女さんの力強さと、藤田咲さんの詞の世界観をお楽しみいただければ、作曲者としては嬉しい限りです！

・・・と、もろもろガーッと書いてしまいましたが、2/23のリリースに向けて今後も様々なシカケが発動していきますので、今後の転少女さんの更なる転がりっぷりに、皆さんしっかりついてきてくださいね！！

ではでは・・・

転少女さんの2ndシングル「さいくろん」のプロデューサーをやります！

転少女さんの2ndシングル「さいくろん」のリリースが決定しまして、また僕の方でプロデューサーを務めさせていただくことになりました！

転少女 2ndシングル発売！

1stシングルとの連続性を考慮しまして、デザイナーは引き続きrakさんに担当していただきます！
また、上記の記事にもありますが、今回はOSTER projectさんの書き下ろし楽曲がメインになっていまして、文化放送のラジオでは1月からテーマソングとしてもかかるので、ぜひぜひラジオの方もチェックしてみてください！

【ラジオ情報】
転ばぬ咲のtwo way
出演　　　転少女/藤田咲　
時間　　　毎週土曜日 18:30～18:45
放送局　　文化放送「超!A&G＋」

またCDの詳細に関してはラジオやニコ生で順次アナウンスしていきたいと思いますが、先週のラジオに実は僕も出演しておりまして（汗）、ムチャクチャ緊張してしまったのですが、そんな中で大胆にも転少女さんと一緒に出演していただいている藤田咲さんに、何と何と「さいくろん」に収録する他の楽曲の作詞をお願いしました！！！！

1stシングルの「さいくろん」というタイトルにも込めた、周りを巻き込んでドンドン転がっていく転少女さん、という流れを更に拡大させて、もっと大きな渦となっていくという思いを込めて、2ndシングルは「さいくろん」というタイトルにしましたが、そんな嵐を巻き起こすには、やはりラジオで転少女さんを育てていただいている藤田さんに協力してもらいたいっ！！！！・・・というプロデューサーとしての思いを正直にぶつけた次第です。

ということで、藤田さんがどんな詞を書くのか、またどんな曲に詞をつけるのか、はたまた更なる展開があるのか？等々、いろいろと皆様も妄想を膨らませながらご期待いただけると嬉しい限りです！

転少女さんのCD「すぱいらる」が発売されました

CDリリース発表のニコ生でもガッツリ語りましたが、僕が歌ってみたのミックスなんぞをやるキッカケとなったのが、転少女さんでした。
その頃は、ニコニコはYouTubeの延長ぐらいの感覚で動画を楽しんでいたのが、とある騒動をキッカケに↓の動画を知ることになりました。



ちなみに、この動画は後で別の方が再アップしたものになるそうです。
最初はその騒動の現場を野次馬的に観に来たつもりだったのですが・・・もともと声優やアニメに全く疎かったせいか、こんな複数人の声をひとりで出せるのか！しかもセリフも入れてオリジナルのストーリーもつけて、オチまで考えられていて・・・と、歌の上手さという単一の評価軸で音楽を聴いていたのが、全く別次元での表現手法があるのか！と、ハッとさせられた感じがしました。
ただ、残念だったのは、その騒動に燃料を投下するかの如くのアンチコメ・・・こんなスゴい表現をしているうp主に対して、騒動云々はともかく、何でスゲーの一言が言えないのか！と、だんだんムカついてきてしまいまして（汗）
そのコメントを見ているウチに、特に歌に関する揚げ足取り的なコメントが目につきまして、いや、これだったらオレがミックスしてそんなコメントを言わせないようにしてやるっ！！！と妙に意気込んで、その場で速攻でメールを送ったのが、転少女さんとの最初の接点でした。

その後、少し期間を置いた後にうpされたワールドイズマインは、上記の目論見もあったため、とにかく上手く聴こえる、というよりかは下手に聴こえないための歌い方、録り方、編集の仕方等々を研究して、そういった揚げ足取りコメントが入るスキも与えないようなミックスを心がけました。
そうすることによって、転少女さん本来の声質や個性や演技の上手さに関心が集中して、ネガティブなコメントを考える間もなく、転少女さんの魅力に引き込まれてしまう、という状況が作れたのかなと思いました。
思えば、この動画で僕のミックス手法のベースとなる考え方が固まったような気がします。

その後の転少女さんのご活躍は言うまでもありませんが、僕にそんな大きなキッカケを与えてくれた転少女さんに何か恩返しでも出来ないかなと思っていたところに、転少女さんは”歌い手”という見え方よりもやはり”声優”という見え方の方がピッタリくるし、ニコニコから歌い手が羽ばたける環境はもう出来たので、次は声優として羽ばたけるかもしれない環境があってもいいのではないか？と、また個人的にガガッと考えが盛り上がってしまい、また気がついたら企画を立てて各方面に提案をしていました（笑）

CDとは違って声優的な活動をするためには、その舞台がないと成立しないので、ニコニコでは知られていても、一般的には実質無名の新人をいきなりその舞台に送り込むというのは、かなり大変なことでしたが、この部分に関して本当に関係者の方々が尽力してくださって、まさかこんな大舞台が用意できるとは！と驚くレベルでの座組みが構築出来て、本当に本当に関係者の方々には頭が下がる思いです。
この場を借りて、改めましてありがとうございました。

ただ、ニコ生でも何度も念押しをしましたが、転少女さんが声優になるのではなくて、あくまで声優に挑戦してみる、というのが、本企画の趣旨です。
ニコニコで声優的なポジションで人気となったパーソナリティが、果たしてリアルな声優の舞台に立った時にどこまで出来るのか？どれだけプロとの差があるのか？また、舞台での演技を通して、どこまで近づけるのか・・・そんな、声優の凄さを転少女さんの目を通してユーザも体感して、その上である意味ニコニコの代表がどこまで戦えるのかを応援したい・・・といった、ヤラセなしのドキュメンタリー的な要素も、この企画には込められています。

実際に僕も収録に立ち会って、声優やアニメに全く詳しくない僕が聴いても、藤田咲さんの言葉ひとつひとつの表情の違いや、もちろん声そのものの魅力に驚かされ続けている次第です。
そうしたプロとのやり取りを通じて、転少女さんが何を吸収して、どうステップアップして行くのか、短い放送時間ではありますが、回を重ねる毎にその成長曲線を上手く描ければ、転少女さんにとっても、またファンにとっても、素晴らしい結果に繋がるのではないでしょうか。

僕はラジオパートではマネージャー的役割ぐらいでしかお役に立てないですが（汗）、歌はやはり転少女さんの持つ大いなる武器だと思いますので、その武器に磨きを掛けるべく、音楽パートでは微力ながらもしっかりとサポートをして、転少女さんの名刺としてのシングルCDをキッチリ作らさせていただきました。

そのCDの中の1曲として、最初のキッカケとなったGod knows...が収録されることになろうとは、そしてそのCDを自身が手掛けることになろうとは、数年前にワクワクしながら動画を観ていた頃には、正直夢にも思いませんでした。

・・・と、そんな思い出話にふけるのはこの辺にして、今後もますます転少女さんの転がりっぷりにターボが掛かってくるかと思いますので、今後の転少女さんの更なるご活躍？ご回転？に期待しましょう！