巡り巡る この街で 巡り会えた この奇跡
今も君は この胸の奥にいるよ
 
降り出した雨に 消えないように
二人強く手を 握り締めてたのに
 
抱き締めるたびに 切ない心は
雨に打たれたままで
 
あの日の僕たちは 素直になれなくて 君の横顔ずっと
見つめたまま季節は 過ぎたね
(目を閉じれば 切なく愛しいよ)
 
いつかの「愛してる」 言葉に出来なくて
柔らかな記憶は(輝くよ)
こらえた涙 零れ落ちて 風に包まれていた
 
 
何もかもが きらめいて まるで時間が 止まるよう
いつも二人 終わらない夢を見たね
 
重なる影が 離れないように
何も言わずただ 寄り添っていたのに
胸を締め付ける 儚い思いは
言葉に出来ぬままで
 
心にいつまでも 消えない痛みさえ 君を思い出せば
優しさに包まれる 今でも
(目を閉じれば 切なく愛しいよ)
 
心はいつまでも どれだけ離れても
柔らかな記憶は(輝くよ)
この空の下 出会えたこと 確かに刻まれてる
 
 
一人でも 二人でも あの約束は きっと
変わらないから 今も 大切なもの(光るよ)
少しずつ 少しずつ 過ごした日々も
鮮やかに 変わってゆく
 
そして まだ見ぬ明日を信じてるから
 
 
あの日の僕たちは 素直になれなくて 君の横顔ずっと
見つめたまま季節は 過ぎたね
(目を閉じれば 切なく愛しいよ)
 
いつかの「愛してる」 言葉に出来なくて
柔らかな記憶は(輝くよ)
こらえた涙 零れ落ちて 風に包まれていた
 
 
あの日の僕たちは... あの日の僕たちは...
 
素直になれなくて... 素直になれなくて...
 
あの日の僕たちは...
 
何が悲しいのかなんて 誰を憎んでるのかなんて 何を求めてるのかなんて 本当のことなんて一つも分からなかった
 
気がつけば部屋に一人 閉じこもって 無我夢中でカッターを動かしてる
今日も明日もキミが好き-110415_2251~01.jpg手首だけじゃ足りなくなって 裏にまで傷つけた
 
あたし 何がしたいんだろう
ふと我に帰って考えてみる
 
でも答えなんて出なくて いや 存在しなくて
 
あたしは自己嫌悪に振り回されてた
 
なんか最近 無性に誰かと話したいと思う
 
学校では それなりにできた友達と話してるけど そういうことじゃない
 
あたしが言ってるのは 電話の話だから
 
‥あの娘の声が恋しくて‥
最近よく あの娘を思い出す
もう居るはずない あの娘‥
 
‥あの娘との出会いは‥忘れもしない、まだ寒さが残る12月半ば‥12月22日のことだった
 
あの頃のあたしは誰のものでもなくて色んな世界を転々としてた
 
遊び半分で踏み入れた世界。そこで出会った‥正確には見つけたのが あの娘だった
 
あの娘もまだ誰のものでもなくて色んな人とたくさん話してて‥第一印象は『誰からも好かれそうな娘』‥この第一印象が未来で嫌な感じで的中するとは思ってなかった12月
 
その次の日 あたしはプロフを作った それがあのキャラ
 
そして あの娘と偶然にも再会して背後話で盛り上がった
 
本当は気づいてた 自分があの娘に恋してたってこと
 
だからダメ元であたしは あの娘に告った
 
そしたら あの娘は照れながら
『…い、いいぜっ//』って微笑んでくれたんだ
 
それからあたし達は恋人同士になって幸せな毎日を送ってた
 
あの娘が自分のケータイを止められててお兄さんのケータイだったり あたしが親のケータイだったこともあって毎日会うことは難しかったがそれなりに幸せだった
 
でもそんな幸せな毎日が続くわけもなく‥
 
あの娘が襲われた あたしより先に あの人があの娘を食べた
 
そのことを あの娘は泣きながらあたしに訴え
 
『嫌いになったよな、フっていいぜ』と震えながら泣いてた
 
あたしは逆にそれが愛しくて あの娘が泣いてる間 ただ黙って抱きしめた
 
しかしそれからというもの、あの人はあの娘を見るなり **(あたし)を辞めて自分のものにならないか と持ちかけ続けた
 
あの娘は 『俺には**(あたし)が居るから』と断り続けた
 
そしてあたしは あの娘に指輪を送った 言っちゃ悪いが あの娘の心をつなぎ止めるための道具でしかなかったが あの娘は顔を真っ赤にして喜んだ
 
しばらく経って彼女は消えた
理由は ずっと使っていたお兄さんのケータイを お兄さんが返せと言ってきてるからと言うものだった
 
それが12月29日の話
『正月には絶対帰って来るんだぜっ』
と笑ってみせた あの娘
その約束が果たされることはなかった
 
そして待ちわびたあたしも後を追うように消え 違う世界で恋人を作った
 
しかしそれを見つけたあの人がそれを許すはずがなかった
 
『あんたがそんななら あの娘はあたしが貰う』
 
そうして一週間くらいで あの娘が帰って来たと聞いた
 
でもあたしは消えたまま
合わせる顔なんて持ってない
だから別キャラで参加した
‥あの人にはお見通しだった
 
そしてあたしかあの人か
あの娘に選択を迫った
 
あたしは あの娘に謝った
あたしは責められる覚悟でいたでも あの娘はあたしに謝った
『待たせたあたしが悪かったんだ』と
 
 
続きは また今度