超人的な嗅覚をもった私立探偵が、警察の友人と事件を解決していく海外ドラマ。
阿部寛好きの友人が、「えっ、それ日本のドラマじゃないの?」と。
調べてみたところ、日本版はリメイクで2016年にNHKで製作された模様。
本家は2013年ウクライナ製だけど、ロシア語で作られたらしい。どうりで、ニエット・スパシーバ(No, Thank you)が聞こえたわけだ。
1時間ドラマ x 8話 x 2シーズン シリーズドラマとしては短いのですぐ見終わる。
ストーリーもそれで一通り完結している。
シーズン1は、主人公を取り巻く人間関係とかは変化し続くけども、事件自体は1話完結。
シーズン2は、事件が1つずつ進んでいき、ラスボスがいる感じ。
匂いを手がかりに、事件や謎を解き明かしていく新感覚と
普段あまり目にすることがないウクライナの街の様相が見られるドラマ。
----- 以下ネタバレ含みます -----
普通に楽しめると思うけど、あえてツッコんでいきます。
まず・・・
主人公がいきなり金持ちすぎ!
まあ特殊能力もってるから、それを利用して儲けられるのは分かるけど。
そのせいか・・・
主人公が俺様すぎ!
正直、ちょいちょい「イヤな奴だな」と思った。
それに加えて・・・
元嫁もトラブルメーカー感に溢れています。
元々きつい性格が、薬(向精神薬?)を服用するようになって、さらに悪化して・・・てな感じ。
その他にも・・・
息子は結局どうすんのどうなるの
さっそうと途中から参加した美人検視官は結局なんだったの
ヒロインは主人公を受け入れる準備できてないはずなんじゃないの
親友の警官FUJIWARA原西にしか見えないんだけど(原西は好きだけども)
あの若さと女のだらしなさで大佐(途中でさらに昇格したような)とかピンとこない
などなど人間関係においてはいかんとも納得しがたい部分が多いので(国や文化が違うからかもしれません)
そこはあまり深く考えない感じないようにするのが良いかなと思います。
匂いだけで、その場にいた人の動きとかが可視化されるのもちょっと無理がある感もあるけども・・・
最後に、スニッファーに登場した日本ネタを紹介して終わります。
シーズン1 第2話 冒頭のシーンより
どこぞの高官の自宅にあるウイスキー
がっつりサントリーローヤルのカタカナが・・・金持ちの象徴として使われております(笑)
シーズン1 第6話 レストラン東京
この回は日本食レストランのオーナーが関わってるので、日本ネタがちょこちょこ使われています。
主人公は玉露の匂いもばっちり判別できます。あと、フグは「フグ」で通じるようです。

