ヒゲテツのブログ

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ルケーシーなどのビンテージブーツのリペア・手入れなどを紹介、その他日本刀武道なども発信しています

[KEEN Utility]  PITTSBURGH ENERGY 6

同じものに見えるだろうか?
出会ってしまった
ちょうどこんなのを探してました
買うと25000円がこの価格
サイズは28.5と1.5センチでかいが問題外
実はこれ ほぼ新品
なぜだか説明するとこのタグ ほぼ無傷で内装も汚れてない
恐らく 5~6回しか履いてないだろう
ユーチューバーみたいのが検証する動画が山ほど出てるが
同じノリで何度か履いて手入れもそこそこに売ったのだろう
ちなみにこれが新品
誤って通電中の配電回路に接触してしまった際に、
補助的なプロテクト性を発揮するELECTRICAL HAZARD(EH)
もしくはELECTRIC SHOCK RESISTANT(ESR)を搭載
カ ーボンファイバー製の左右非対称セーフティトゥは
外観上目立つことなくスチールより15%の軽量化を実現
ウォータープルーフレザーアッパー、
足なじみが良くしなやか雨や汚れに耐性があり手入れも容易
シューレースのゆるみを防ぐ
ロッキングメタルレースフックを採用
滑りやすい場所でも確かなグリップ性を発揮、
耐摩耗性にも優れ溶剤などにも溶けにくい
OIL&SLIP RESISTANTノンマーキングラバーアウトソール

標準的なEVAフォームより

50%以上高いエネルギーを還元する、

軽量で圧縮抵抗に優れたミッドソール、

中足部のサポート性を向上するTPUシャンクを搭載

本当はこのタイプが売っていれば高くても即買いなんだが
恐らくは販売サイトは中華系韓国だろう
4万とか法外に高いし 世界基準が値上がりし
高いと認識してしまう貧乏国家が日本なんで
買う人も少ないだろうと売ってもくれない
まあ私も貧乏性で中古を5900円で買ってしまう方も
実際 貧乏なんだなと思う あはは
 
だが 実はやりたいことがあった
登山用ヌバックオイル加工 
ハミルトンオイル抜きを新品で飾ってるが
これで試す気にもなれないんで
コイツで試そうって訳だ
この おぞましい汚れ 実は何だか分かる?
そう 純正の時に打たれたシリコン防水オイル
それにチリホコリが付着しこうなったんで
指で強くなぞるとこのように剥がれ落ちる
登山靴のぴかぴかオイル加工も同じ原理で
登山が終わり汚れるとこのように落とせる
それがヌバック革の本当の使い方でこれが防水の意味
登山家のぴかぴかオイル加工も登山家自身が
ぴかぴかにするのが目的でなく あくまでも防水防傷
光らせるのは趣味の話で本来の目的ではないと言ってる
インナーはこの通り ほとんど汚れてない
中はもっと綺麗で ほぼ新品状態
コイツを洗剤でゴシゴシ洗う
こっちは本革なんで洗剤は付けずにゴシゴシ
乾いたところで生ゴムブラシでオイル抜き
上がオイル抜き後 下がオイル抜き前
綺麗になった これがヌバック原皮
ここから本家のヌバック革登山靴加工
本来のヌバックはこうやって使い 手入れする編
まず シットリと全体的に革を濡らし防水ジェルを塗り込む
均一に伸ばすように馬毛ブラシですり込む
少し乾いたらヌバックローションも
同様に塗り込む
半固形レザーワックスも指で練り込む
けっこうキツめにぎゅっって感じ
また馬毛ブラシでスリこむ
あとは一晩待つだけなんで もう一つ仕事
コイツが気に入らないんで
こんなラバースプレーで
こうしてみた
まあ いい出来だ
さて あくる日
またオイル打ち
同じ工程を繰り返し
本当は1週間ほど乾かすんだが 待ってらんないんで
強制的に乾かしに出かける
何気にいい味出してきた
もう一回繰り返す
3回目
コイツと
コイツ
馬毛ブラシで仕上げ 本当に馬毛ブラシが刷り込みやすい
んでタイヤワックス
出来上がり
あとはじっくり乾燥させながら
馬毛ブラシで仕上げ
このツヤ
これを知らないとブーツ持ちは後悔する
伸びるクツヒモは緑で仕上げ
けっこう長かったが
このヌバック仕上げの意味を知っておいて
オイル抜きのヌバック原皮で履くのもブーツ
乾いた仕上がりが楽しみだ
 
もうほとんど乾いた?
まあ まだ3日目だが 今日は日曜日
いつものジムのハードダンスを終え表に出ると快晴
そう言えば昨日の通勤時 バイクがまたエンジン停止
もう8年目でHONDAに何度も点検出してんだが
この謎のエンジン停止は極まれに起こり点検時にも
起きたがメーカーは原因不明 全部IT系チェックして
それでも原因不明だったんで高速道路で130Kmで
ブッ飛ばしたら不思議と治ったんで おそらくは
短距離通勤を何年も繰り返すとエンジンプラグ内に
燃焼ススがこびりつき不点を繰り返し停止するようで
じゃあ ブーツも乾燥がてら高速ブッ飛ばそうかと!
近くの第3京浜にGO!130Kmでブッ飛ばしてまいりました
まあ室内でドライヤーでいいんだが それじゃ芸がない
それに自然乾燥が重要らしいんでこうなった訳だ
まあ こんな感じでしょう 
コイツはオイル抜きのハミルトン
全く同じ色のピッツバーグをオイル仕上げするとこうなる
店頭で売られるピッツバーグの革は
この仕上げ状態でブーツに加工され
ブーツになり出荷されみんなの手元には半年後に届き
色がこうなる訳だ まあオイルによって多少誤差がある
最終形態
ブロスリング追加
こんなもんかな

実は欲しいタイプはもう見つけた
だがまだアメリカにある
1万位で入手できるのだが配送費が1万ちょい
合計2万で中古・・・このイエローにこだわらなけりゃ
ブラックタイプは同金額で新品が日本で購入できる
まあクソ重たくデカいんで買うヤツもそんなにいない
毎日ポチりそうで戦ってると最新版の動画が・・
ピッツバーグの色違い販売開始だそうだ
もう ヤバすぎっス
恐らくは最高金額
320ドル=152×320=48640円
それに配送費12500円 合計 61140円
こりゃーガラスケースが必要だぁ!
つまり見るだけでせっかく装備された機能は
全く役に立たないと言う悪夢 
まあ 家の中にゃこんなのや
こんなのが並んでるが
こいつらは全て手縫いハンドメイドで革も一流
ほとんどがアメリカンアリゲーターで希少価値も高いし
まだ30ほど並んでるが こいつらは資産みたいなもん
金じゃないが履いて楽しめ換金も出来る
だが大基本 科学接着剤が使われてるのはソールのみ
つまりそれ以外は100年持つ逸品ばかり
 
だがコイツらは違う
今から40年前にナイキ狩りなんてあった頃に
ナイキのブーツをかなり買って並べてたが
10年も経過すると悪夢としか言いようがない
履けなくなる 科学接着剤が浮き ビニル系が
劣化しひび割れ 見るも無残にゴミと化す
何足捨てたか覚えてない位で
このピッツバーグも持って2年~3年
それに6万円?
ナイキの悪夢 再来か?
 
いらねーです