本木雅弘 /『Lizard』 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
*紹介している商品は、画像をクリックするとameba picsで購入もできます。
音楽療法と心理学をブレンドしてあなたの心の浄化をサポートします。

昨日の雨から一転、爽やかな晴日和。

多少暑さを感じるが真夏日の暑さはない。

空気も乾燥している。

 

さて、この間剪定した枝をドラム缶で燃やすか。

冬なら気持ちいいが真夏のこの作業はしんどい。

虫に刺されないように長袖で火だ。

 

暑いのだ。

 

火が燃え広がらないようにその場を離れることも出来ない。直射日光がモロにあたる。

 

暑い。

 

そう考えるとやる気が削がれる。

 

だって、暑いんだろ。

嫌だよ、暑いの。熱中症になるかもしれないじゃないか。

しかも、昨日雨降ったから枝も湿ってるんじゃないのか。なかなか着火しないかもしれないじゃないか。

人はこうしてめんどくさい事をやらない理由を探すのだ。

 

そして、焚火を先延ばしして書斎にはいって仕事をしている今、流しているのはこの一枚。

 

モッくんこと、本木雅弘のシブがき隊が解散し、役者として評判が上がってきた1990年にリリースされた『Lizard』。

 

音は恐らく、アート・リンゼイのデュオ、『アンビシャス・ラヴァーズ』を意識して作られていると思われる。

1972年に流行った平田隆夫とセルスターズの『ハチのムサシは死んだのさ』を現代風(と言っても90年代だが)にアレンジしてカヴァーしている。

そして当時、自身が出演していたリゲインのCMに使われていた『東へ西へ』も収録されている。

 

このアルバムかなり久しぶりに聴いたのだが、「モッくんって歌うときこんなハスキーなんだ」と思った。

 

当時、流行りの音使いをしているので多少古臭さは感じるが中々面白い一枚だ。

 

今では俳優としてのイメージが強いが、ソロで5枚のアルバムを出している。

生憎、我が家にあるのはこのファーストアルバムしかないので他のアルバムがどのようなテイストか解らないが、この一枚に関してはアンビシャス・ラヴァーズを彷彿させるそれなりに堪能できる作品だ。