花粉の影響で鼻づまりやくしゃみが酷く、日中はやけになってPCに向き合うのは止めていた。
夕方になってもその症状は続いているが、くしゃみが出そうで出ない状況が増えた。
この状況の方が辛い。
鼻毛のせいかもと思い、鏡を見るがはみ出ている鼻毛はなかった。
しかし、こちらはやけになっているので鼻毛用のハサミで、鼻の中をジョグジョグ切ってやった。
そんな、春の日の今日聴いているのはこれだ。
渋谷系サウンドを牽引長年牽引してきた、ピチカート・ファイブの『オーヴァードーズ』。
改めてピチカート・ファイブを考察してみた。
結成は意外と古くて1984年に結成している。結成当時からフロントマン、リーダーは小西康陽で、2代目ヴォーカルにオリジナル・ラブの田島貴男が在籍していた時期もある。
本作は日本コロンビアに移籍後し、田島貴男がオリジナル・ラブに専念するために脱退した後に3代目ヴォーカルとして加入した野宮真貴に加えて、転換期の頃の名作になる。それが1994年で、本作をリリース発表直前に、高浪慶太郎が脱退を発表。
それ以降は、解散する2001年まで、小西と野宮のコンビで活動することになる。
本作は名曲『東京は夜の7時』が収録されている。
センスのいい小西らしい音使いが聴く者を引き付ける。
フレンチ・ポップスらしい曲から、ハウス・ミュージックまで一枚通して心地よいサウンドだ。
今聴いても古臭くない。
在京時代に表参道のクラブ「真空管」に行って小西のDjプレイを目の当たりにしたが、セレクトが絶妙でその場の空間を心地いい空気にしていたのを憶えている。
また機会があれば行ってみたいものだ。
このブログで、連載していた『Music of the Day』シリーズをKindle本で出版しました。
今回は、0:00~6:00までを収めました。
もし良かったら読んでみてください。