早川 義夫 /『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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なんだかぼんやりした天気で、気温も高い。

 

そんな晴れない気持ちで、朝はビートルズの事が書かれた新書版を読んでいた。

 

午後に美容室を予約していた事を思い出し、伸びた髪を切ってもらいさっぱりして今帰宅。

 

髪の毛を切るとモヤモヤしていた心持が無くなるので気持ちが少し上がる。

 

そんな、さっぱりした中今聴いているのはこれだ。

 

折角、スッキリしたのにドヨーンとした気持ちになる。

 

暗い。

ひたすら暗い。

決して明かりのことではない。

『早川義夫』だ。

聴いているのだ。

ジャックス時代もそうだが早川義夫は暗い。

もしかすると、ふざけているのかもしれない。

そう思って聴くと、シュールな面白さとして取れないこともない。

 

発売当時の日本の状況を表現しているのかもしれない。何故なら当時はアングラ演劇が流行り前衛舞踏やフリージャズなどが勢いがあったからだ。

 

しかし、ジャックス解散後にインタビューに解散した理由を聞かれこう語っている。

 

「売れなかったから」。

 

当時にも共感されていないのだ。

 

しかし、それから10年後くらいに早川義夫含め、ジャックスの再評価が上がり、ちょっとした人気が出た。

オートモッドなどは露骨に影響を受けている。

あの頃はバブル経済でこの国は景気良かったはずだ。

この国が1番チャラけてた頃だ。

そんな中、早川義夫とジャックスは支持されていた。何があったんだ。

早川義夫を聴いている。

暗いのだ。

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