ザ・シネマティック・オーケストラ:「ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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音楽は『目に見えないインテリア』。
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ようこそおと虫ミュージックへ。

どうも、おと虫です。

 

音楽は形のないラグジュアリーアイテムだと僕は思っているのですが、それはかける音楽によってその場の空気を一変させてしまう力を持っているからだとおもいます。

その日の気分、その日の空気感によって彩りを与えてくれるそんなアイテムが音楽だと思います。

今日は、数ある我が家のライブラリーから一枚を抜き取って紹介する『Ongaku,キョウノイチマイ』をお届けしたいと思います。聴いていくうちにあなたのライフスタイルにマッチする音楽が見つかると思うので、是非チャンネル登録をしてご覧ください。

 

さて、今日ご紹介する一枚はコチラ。

 

Live at the Royal Albert Hall [解説・ボーナストラック付き国内盤]

 

 

ザ・シネマティック・オーケストラの「ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」です。

ザ・シネマティック・オーケストラは、1999年にジェイソン・スウィンスコーが結成した、イギリスのニュージャズ・電子音楽グループで、グループはインディーズレーベルのNinja Tuneに所属しています。

スウィンスコー以外のメンバーは、DJフードの元メンバーでターンテーブル担当のPC(パトリック・カーペンター)、ドラム担当のルーク・フラワーズ、サクソフォン・ピアノのトム・チャント、ピアノのニック・ラム、コントラバスのフィル・フランスで構成されています。

元メンバーには、トランペットのジェイミー・コールマン、ドラムのT・ダニエル・ハワード、ドラムのフェデリコ・ウーギ、ピアノのアレックス・ジェームズ、シンセサイザーとプログラミングを担当していたクリーン・サッドネス、ギターのステュアート・マッカラムがいて割と入れ替わりが多いグループです。

スウィンスコーとカーペンターは、「ネプテューン」という名前のバンドとしても活動しています。

音楽はライブ録音ないしスタジオ収録で、ターンテーブルと、スウィンスコーが作成するサンプリングなどの電子音楽要素を組み合わせ、生の即興演奏で収録されることが特徴的です。

スタジオ・アルバムでは、即興のジャズ生演奏とエレクトロニカを組み合わせるために、スウィンスコーが生演奏の音源をリミックスすることも多く、そのためどこまでが即興演奏で、どこからが編集済の音源か境目を聞き分けることは非常に難しいです。

彼らの音楽はトリップ・ホップに分類され、音楽のベースには1960年代から70年代のジャズがあります。

本作は、2007年11月7日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われたライヴ盤です。今までの小さな小屋でのライブではなくより威厳があり大きな箱でのコンサートを実現し収録したもので、スウィンスコーは「とてもスペシャルな体験だった。オーディエンスだけでなく参加したアーティスト全員がこのイベントの大切さを理解し、みんな心の中からエンジョイした素晴らしい一日になった」と回想しています。

演奏は総勢40名以上の大編成でこのライヴ限りの特別編成になっています。その中にはジャイルス・ピーターソンのレーベル、ブラウンズウッドレコーディングスからアルバムも発表しているザ・ヘリテイジ・オーケストラも参加し、ゲスト・ヴォーカルにはルー・ローズをはじめとして、グレイ・レヴァレンド、ヘイジ・ヴォーゲルの3人が参加しています。

本作を出すまでに3枚のアルバムを出していますが、そこで参加してくれたアーティストの大集合のような感じで、非常に厚みのあるライヴになっています。彼らのそれまでのキャリアの集大成と言っても過言ではないでしょう。

『あまりに美しく、力強い、スリリングで壮大な音の世界』とCDの帯に書いてありますが、まさにその言葉通りの空気感を詰め込んだ一枚です。

実際の音源はサブスクのSpotifyのリンクを概要欄に貼っておくのでそちらから聴いてください。

そして、あなたのご意見・ご感想をコメントでお待ちしています。

あなたのライフスタイルに彩りを与える一枚を見逃さないよう是非チャンネル登録・高評価をお願いします。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

また、次回の動画でお会いしましょう。