どうも、おと虫です。
ご覧いただきありがとうございます。
『新コロ』ばかりで、それだけ大変なんだなぁってのはわかるんですが、気持ちまで暗くなっちまっちゃぁいかんですよ。
3連休っすよ。普段しないことやってみるといいですよ。
ちなみに僕は、この歳で、この時代にエロ本を買いに行ってやろうかと思ってます。
ネットが普及している時代に、あえてエロ本って斬新じゃないですか。
まぁ、そういうわけで、「きょうの一枚、そのなかの一曲」ですが、今日ご紹介するのはコチラ。
リバーサイドからリリースされた1961年6月25日にヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ録音、ビル・エヴァンス・トリオの超超超名盤、「ワルツ・フォー・デビー」でございます。
僕なんかがこの作品を語るのは大変恐縮なんですが、その非難を敢えて浴びる覚悟でお話ししたいと思います。
前回の「ポートレイト・イン・ジャズ」の回でもお話ししましたが、スウィングジャーナル誌で1位を獲得した日本で根強い人気の本作。
前回は、「「ポートレイト・イン・ジャズ」の方のインタープレイの方が好きだな」って言ったんですが、ごめんなさい。
久しぶりに改めて聴いたんですけど、やっぱバケモノですわ。
深いっていうか、神がかった演奏なんですよね。
この日、エヴァンスは機嫌が悪かったんですよ。
その理由は、来ているお客さんがあまりマナーのよろしくないお客が来ていたみたいで、それで機嫌があまりよろしくなかったらしいんですね。実際、聴いてもらうと解ると思うんですが、お客の話声や皿やフォークの音が結構入っているんですよ。
だけど、そのような環境だったからこそこの名演が生まれたと言って過言ではないと思います。
客席への意識を消そうと自分の世界に入って演奏に集中したからこそだと僕もそう思うし、多くの評論家たちも言ってます。
振り切っちゃってるんですよね。
僕はビル・エヴァンスの凄いところって「集中」と「解放」だと思っているんですが、その「ふり幅」が特にこのライブでは大きい。
そこに冷静沈着なラファロのベースが腹を据えて対峙してるんですよ。
生で見ていなくても、本作を聴いているだけで情景が浮かんでくるんですよ。
タイトルにもなっている「ワルツ・フォー・デビー」の演奏も荒々しさを感じる部分があるんですよね。
はい、というわけで今日もザっとですがご紹介をさせていただきました。
皆さんは聴いてみてどう感じられましたでしょうか?
是非、コメント欄にご意見・ご感想をお聞かせください。
そして、今後のモチベーションに皆さんからの応援が励みになっています。是非チャンネル登録の方もよろしくお願いします。
それでは、次回またお会いしましょう。