沖縄で数学教師してます、「比嘉」です。
「数学を通して生徒が自分で考えて行動する」ことを目指してブログを始めた高校教師です。
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得意な人ほどハマる「落とし穴」。
得意なことがあると、
それにこだわってしまい、
困った(困らされた)ことは
ありませんか??
例えば、
・料理が得意
→調理にこだわりすぎて、夕食の予定時間をこえてしまう
・対応が丁寧
→丁寧すぎて、片付けに時間がかかってしまう
・公式を色々知っている
→知識がありすぎて、小学生の発想でも解ける簡単な問題も、公式を使おうとしてしまう
など、
技術に詳しい人ほど技術にとらわれてしまい、
使う必要のない技術をわざわざ使って
簡単な問題を難しく解決しようとする
ことがあります。
これを
マズローのハンマーの法則🔨
と言うそうです。
(ハンマーを持てば、全てが釘に見える、という言葉が有名)
アメリカン・ジョークでも、
これに類似するものがあります。
アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態ではボールペンが書けないことを発見した。
この問題に対処するために、NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて、無重力でも上下逆にしても水の中でもどんな表面にでも氷点下でも摂氏300度でも書けるボールペンを開発した。
一方ロシアは「鉛筆」を使った。
面白い🤣✨
アメリカンジョーーク👍
これはジョークなので本当の話ではありません(と思う)が、この視点はとても大切ですよね
実は私は数学の問題を解く時、よくやってしまいます😅
とてもシンプルな解き方があるのに、わざわざ難しい公式を使って解いちゃう時があるんですよね。。。
(生徒がシンプルに解いてくれて、あ!となる時があります)
このように、
得意な人ほどハマる「落とし穴」
がある、ということは
常に心に留めておくべきかもしれません。
皆さんも得意なことにとらわれすぎず、
もっとカンタンにできることもあるのでは?
と、気をつけてみて下さいね
教室の比嘉より
仕掛けのアイデアを出すときにも気をつけることだそうです。色々な視点で学びのある本です。ぜひご一読下さい☆