まずは私の近況から.....


長年続けて来たタクシー乗務員を辞め、警備会社に入り、某病院のガードマンとして派遣され、病院内の四カ所の警備を四十五分ずつ五人のローティションで回っていています。

ですから、一日中同じ所に居るわけではないので、よほど病院に来ないと、知り合いと出会えることは中々ありません。


そんな毎日を送っているわけですが、今日、偶然に出会った方がいます。

その方は、私の故郷でもある、家島の方で、天理教の熱心な信者さんでもあります。

現在、八十歳ですが、上級教会の老人施設のお手伝いをされています。

その方が、手に痺れを感じ、病院に診察に行ったら、脳に障害があると告げられ、即入院し、十月二十三日に手術をすることになりました。

その方の入院先が、私が警備している病院ですが、親族でもないし、手術後、すぐにお見舞いもし難いだろうと勝手に思い込み、『何とか面会出来ないものか.....』と悶々としていましたら、引き寄せられたかのように、今日、病院の外で出会いました。


その方は私だと気付かずに声をかけて来ました。


「すみません、この辺りに薬局はありませんか?」


「あ、Yさん!外に出ても大丈夫なんですか?薬局はこちらですが、その前におさづけ(天理教の祈り)をさせていただきましょう。」


目の前にバス停のベンチがありましたので、ごく自然に、そこに座っておさづけを取り次がせていただきました。


その方の雰囲気ですが、なんか手遅れにならぬよう、先回りして、大難が小難となり、御守護をいただいてる感があるのです。


倒れてから脳の障害が見つかることもあったかも知れない所を、手の痺れを感じたら脳の障害を早々に見つけていただいた。


薬局を探していたら、薬だけに頼らぬよう、即おさづけをいただける。

こんな強運の方におさづけをさせていただける私は幸せ者だなあと思う。


追伸

阪神、今日も逆転勝ちで、日本シリーズ大手!