第11回日本ご当地グルメの旅は鳥取県です。
鳥取県の郷土料理である、
大山おこわと春雨入り茶碗蒸しに加え、
鳥取県は焼き鯖が有名とのことなので、
ヘルスケアホーム井口では焼き鯖の煮付と
旬の春キャベツを使って甘酢和えを
ご用意いたしました。
大山おこわは、昔、僧兵が戦場に行く際に
戦勝を祈願して山鳥と山草を入れた米飯を
炊き出したのが始まりといわれ、
祭りや祝い事のごちそうとして
受け継がれてきました。
ちなみに、「大山おこわ」と呼ばれるように
なったのは、明治以降のことで、
以前は、旧汗入(あせり)郡名に由来してか、
「汗入(あせり)おこわ」と呼ばれていたそうです。
珍しい春雨入り茶碗蒸しは、
鳥取県西部では一般的なもので、
一説によると、昔、卵がまだ高価だった時代に
卵料理である茶碗蒸しの量を増やすために
春雨を入れたのではないかといわれています。
お客様からは
「大山おこわがもちもちしていて美味しい。」
「春雨入りの茶碗蒸しは珍しいねえ。
春雨入りも美味しい。」
とのお褒めの言葉をいただき、
「昔、鳥取に行ったことがあるんよ~
懐かしいなあ。」
と盛り上がっておられました。
ちなみに、鳥取と島根は間違えやすいですが、
地図に向かって左側が島根、右側が鳥取です。
島根の「根」と鳥取の「取」を繋げて「ねっとり」と
覚えて下さいね。
次回は埼玉県の予定となっています。
お楽しみに!
2020.4.22
医療法人社団ひがしの会
ヘルスケアホーム井口
石井