あけましておめでとうございます。

昨日、私のもう一つのブログ(アメーバブログ)で、NHK紅白歌合戦への文句をいっぱい書きましたが、今日はお正月らしく、未来に向けての提言を書いてみようと思います。

提言の一つ目は、検討委員を委嘱して基本構想を練ることになったという、あたらしい砺波市図書館のことです。
TSUTAYAに運営委託したことで話題の武雄市図書館、金沢で、21世紀美術館に次いで成功した公共建築とされる海みらい図書館など、世の中には、話題の図書館を作ることが流行っています。
庁舎、ホール、美術館、体育施設などとくらべ、箱物行政のなかでは、まだ規模も小さく、コストパフォーマンスの高いものではあるでしょう。
基本的には、今の図書館で何の不満があるのやら、という気持ちなのですが、やるとすれば、ということで考えてみます。

図書館の機能には、書籍などの収集・整理・保管というものもありますが、砺波市レベルでは、それは付属機能でもいいくらいでしょう。それよりも、いかに居心地の良い読書空間をつくり、人が集まり、図書などの情報が「使いこなされる」場になるか、が大切です。

1.場所を、ショッピングセンター、チューリップ公園、砺波駅、総合病院、水公園など、より大きな施設に隣接したところとし、充分な駐車場と、公共交通とのすぐれたアクセスを確保する。開館時間も広げ、利便性に一切問題のないように。

2.飲食もできる開架式の新聞雑誌スペース、貸し出しだけではなく図書類を販売購入できる機能、学習専用スペース、親子コーナーなど、利用者それぞれのニーズに応じた、ボーダレスの情報提供機能をもつこと。

3.農業・植物関係の資料ならどこにも負けないとか、世界中の図書館と伍していけるような特色を持たせ、市民が自慢できる施設となること。

私の提言は、たった3つです。ですがどれも、簡単にはできないことです。そして、この3つが満たされれば、規模や建物の構造などは、自ずから決まっていくことでしょう。ネットであらゆる情報にアクセスできる時代に、情報を集める「場」とはどういうものであるべきか。砺波市のまちづくり全体の中で考えていただきたいと思います。

二つ目の提言、「観光と交通のグランドデザイン」は、明日にでも、別ブログの方に書こうと思います。
2014年も、ブログふたつ、細々とやっていきます。よろしくお願いします。

追:
1.別ブログに、二つ目の提言、書きました。
2.図書館への提言の、続きを書きました。