昨日12日の朝、フェイスブックを通してSさんから、「変なメールがあなたから来ている」という主旨のメッセージをいただきました。私のメインのメールアドレスはtonami@live.jpというもので、何と言っても短くて伝えやすいのが便利。「Live」というのはホットメール同様、マイクロソフト社のサービスです。

昨日は日中、予定がたてこんでいたので、午後になってこのメールアカウントにアクセスしてみましたが、iPhoneが、「パスワードが違う」といって来ました。

嫌な予感。

あらためてPCでつないでみると、「あなた以外の方がこのアカウントを使っているようです」というメッセージ。以前登録しておいた別のアドレスにセキュリティコードを送信してもらって、そのセキュリティコードでアカウントにアクセス。すぐにパスワードを変更して、受発信記録を見たのですが。

あっちゃぁ。

12日午前5:21から5:25にかけて、
34通のスパムメールの発信記録が残っていました。

タイトルは
宝田 実
の、転送や返信になっていまして、この文字列は私の名前のJISコード。

内容は
http:/www.billingstraditionalmartialarts.com/megagifts.php
というアドレスのみ。(リンクを解除するために、http:のあとのスラッシュをひとつ削除しています)
私としては、どこへ行くのか確認していません。さわらない方がいいと思います。

全部チェックしたわけではないですが、34通それぞれに9通のBCCがついていて、都合340通ほどのジャンクメールがばらまかれたようなのです。中にはメーリングリストのアドレスもあるので、実数は400通にもなるかもしれません。

メールが届かなかった、として受信箱に戻っているものだけでも150通。
完全に、アドレス帳を悪用されてしまいました。

この記事を読まれた方で、メール受け取った方もいらっしゃるかもしれません。本当に申し訳ありません。

推定しやすいパスワードにしていたわけでもないのですが、8文字ではやはり短かったか。
私自身さしたる有名人でもないですし、マイクロソフトのセキュリティなので、今回は機械的なパスワードへの攻撃で破られたのではないかと思います。メールの送信もロボットによるものっぽい。
にしても、選挙中に、本名で、メールが出まわるのはひどく気持ち悪いことです。このやり方なら、メールでの選挙活動が規制されている公職選挙法で、誰かに冤罪をかぶせることもできるでしょう。

ネットとの付き合いも長くなるので、メールもブログもSNSも、複数、細く長く使っていますが、乗っ取り・なりすましなどの悪質な被害は初めてです。さしたる秘密もない人生で、ネットでのセキュリティもさほど深刻には考えていませんでしたが、どうすればいいもんでしょうか。