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 昨夜、石浦さんと高岡の末広通り(駅からの大通り)を歩いているとき、「これ、工事中ですけど、万葉線の新しい駅ですわ」と教えてもらったのが上の写真。

万葉線
http://www1.coralnet.or.jp/manyosen/
(ホームページには新駅は紹介されていないようである)

 ここはオタヤ通り・高の宮通りとの交差点、高岡唯一のデパート「大和」の真横で、高岡の商売の中心といっていい場所である。時刻表を見ると、この先の片原町からはほぼ1分おきに停留所があるのに、始発の高岡駅から片原町まで3分、この商店街の途中には駅がなかったのだ。「今までここになかったのがおかしいんですよね」というのが二人の結論であった。
 富山市のライトレールや高岡の万葉線などの路面電車は、コンパクトシティ構想の一翼を担う重要なインフラとして、最近注目されている。乗客が少ないから事業を縮小する、縮小して不便になるからますます利用しなくなる、という悪循環は、単純な営利事業と考えるから陥るワナである。自家用車がなければ暮らせないというのは、やはりいびつな町なのだろうと思う。
 能越道・新幹線などの開通をにらんで、自家用車と公共交通機関とのすみ分けを考えながら道路整備をしている、というのが今の高岡の姿だろう。市長は、高校で私の1年先輩だったからまだまだ40代で、発想もフットワークも溌剌としている。(見た目はそうでもないが・・・)

 この町の地盤沈下を止め、活性化が果たせるか。注目している。