党首討論はどうだったか?

 

 危機を乗り越えるためには、”政権交代しかない”、と枝野立憲民主党代表。志位共産党委員長は、”日本国民の命をギャンブルにかけるようなことは絶対にやるべきではない。”と。

 
党首討論に臨む菅義偉首相(写真左)と立憲民主党の枝野幸男代表=9日午後、国会内
時事ドットコムニュース 2021年06月09日21時28分(写真引用)
 
以下気になった箇所の発言ピックアップ
<枝野立憲民主党代表>
命と暮らしを守る、機能する行政を取り戻す、そのためのビジョンと準備があります。戦後最大の危機である。この危機を乗り越えるためには政権を替えるしかない、と改めて確信した。

加えて与野党間で内容的に合意されているLGBT法案もあります。オリンピック憲章に適うためにも今国会中の成立が求められている。多くの皆さんが期待されている。国会の閉会を言い訳に先送りするべきではない。
 
<志位日本共産党委員長>
 いまのままやったら明らかにリスクがある。増える。専門家からも明らかだ。そのような状況下で何故オリンピックを開催するのか。理由を聞いたがお答えが無い。国民の命より大事なものは無い。日本国民の命をギャンブルにかけるようなことは絶対にやるべきではない。
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 かつて国民を欺き、政権を奪取したが、結果は日本を沈没寸前にまで陥れた亡国政党民主党(当時)政権。「スヒョン文書」で暴露された、得体のしれない支援組織に支えられた、二重国籍の代表を政党の代表に据えたり、どこの国の政党か分からないような政党の前身である立憲民主党。
 亡国政権であった民主党政権を国民は決して忘れてはいない。再び日本を沈没させられるわけにはいかない。コロナだけを取り上げて、”この危機を乗り越えるためには政権を替えるしかない”などと言っているが、国防、皇位承継のこの2点は日本の「国体」に関わる重大な問題である。この2点を議論せず、コロナのみで政権交代云々とは冗談ではない。
 また、LGBT法案成立を”多くの皆さんが期待されている”とか言っていたが、東京オリンピックの女子重量挙げ競技に性転換したニュージランドのトランスジェンダーの選手が出場する予定のようだがベルギーの女性選手が「競技が公平でなくなる。悪い冗談」だ、と反対しているとか、さもあらん、当然であろう。LGBT法案を”国会の閉会を言い訳に先送りするべきではない。”なとどコロナと同一視する立憲民主党。
 
 そして、”防衛費は人殺し予算、自衛隊は人殺し訓練をしている”とか、安保法制法案の時は、”戦争する国”、”戦争法”とか言って国民を不安に陥れたり、また、足立区の共産党運動員が、”「お父さんやお母さんが戦争で死んだら困るでしょ」「爆弾が落ちてきたら嫌でしょ」”などと小学生に話しかけ、安保法制反対署名を求めたり、とか。
 志位日本共産党委員長は国民の不安を煽って自民党政権を攻撃する、同党の常套手段をとって、”感染対策を取っても、リスクをゼロには出来ない、日本国民の命をギャンブルにかけるようなことは絶対にやるべきではない。”と菅総理に畳みかけた。
 
 立憲民主党・共産党・国民民主党は内閣不信任案の提出へ調整に入ったようだ。党首討論も野党にとっては当然自民党政権打倒の機会と捉えている。立憲民主党は共産党と「政権協力」の合意について話し合っているようだが、両党とも2600年もの万世一系の天皇をいただく、世界に例の無い固有の歴史・伝統・文化を有する日本の「国体」を崩壊させる危険政党である。国民は甘い言葉と不安を煽る両党に騙されてはならない。
 自国の国防を他国任せにした 「国防」規定の無い現行憲法、そして今コロナ禍にあって緊急事態が起きてから国会で対策を審議しなければならない、憲法上「緊急事態条項」規定の無い日本。この状況は独立した主権国家として普通ではない、常識では考えられない異常憲法、非常識憲法である、ということを決して忘れてはならない。
 
 今回の党首討論で菅総理は、”国民のいのちと安全を守るのが私の責務。国民のいのちを守れなくなったらば当然やらない、それが前提だ”、とオリンピック開催について発言。
 「復興五輪」と位置付けられた東京オリンピック。万全の感染対策を講じてオリンピックを成功させ、大震災によって大打撃を受けた東北地方をはじめとする被災地域、コロナによって疲弊した世界が復興出来る機会となるよう期待したい。
 
 
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